内容説明
会計監査を通じて見てきたことを前提として、事業のライフサイクル別に企業の真の価値を形成する構成要素を検討する。
目次
第1章 知的資産サイクル―創造・保護・活用(導入期;成長期;成熟期;衰退期)
第2章 知的資産経営の目標設定と留意点(導入期;成長期;成熟期;衰退期)
第3章 知的資産に関連する会計・税務(導入期;成長期;成熟期;衰退期)
第4章 知的資産経営の情報開示(開示の必要性;開示の内容;開示のタイミング;開示媒体;開示事例;知的資産の情報開示に関する展望)
第5章 知的資産経営と人的資産(人材育成に関する開示事例;人的資産に関する課題と展望;最後に)
著者等紹介
三代まり子[ミシロマリコ]
米国公認会計士。早稲田大学大学院(修士課程)卒業後、新日本監査法人(現新日本有限責任監査法人)入所。2003年米国公認会計士試験合格、2007年米国カリフォルニア州にて会計士登録。米国SEC登録企業・グループ企業の法定監査を経験後、現在新日本有限責任監査法人のナレッジセンターにて、国内外の知的資産に関連する調査・分析業務やグローバル・メンバー・ファームであるErnst&Young Globalにおける情報共有化の推進に従事。早稲田大学知的資本研究会にて製薬業界における開示調査・分析を担当
西原直[ニシハラナオ]
公認会計士。日本大学経済学部卒業。平成11年に公認会計士第2次試験合格後、太田昭和監査法人(現新日本有限責任監査法人)入所。平成15年公認会計士登録。現在、新日本有限責任監査法人・マネージャー。主に上場企業の監査業務を経験後、新日本有限責任監査法人のナレッジセンターにて、監査現場に対する有用な外部コンテンツの紹介、業務上必要な事例及び知的資産に関連する調査・分析の実施・紹介等を行っている。さらに、ホームページを通じての外部発信用のコンテンツ開発にも携わっている
太田達也[オオタタツヤ]
公認会計士・税理士。昭和56年慶應義塾大学経済学部卒業。第一勧業銀行(現みずほ銀行)勤務を経て、昭和63年公認会計士第2次試験合格後、太田昭和監査法人(現新日本有限責任監査法人)入所。平成4年公認会計士登録。現在、新日本有限責任監査法人・パートナー。主に上場企業の監査業務を経験した後、現在新日本有限責任監査法人のナレッジセンターにて、同法人のパートナーとして、会計・税務・法律など幅広い分野の助言・指導を行っている。また、豊富な実務経験・知識・情報力を活かし、各種実務セミナー講師として活躍中で、複雑かつ変化のめまぐるしい会計および税実務のわかりやすい解説と、実務に必須の事項を網羅した実践的な講義には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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