内容説明
GDP比で世界第二の経済大国になりつつある中国。中国経済を抜きに、日本およびアジアの未来は語れない。その中国が抱え持つ民主化・民族問題は、これからのアジア経済にどんな影響を与えるか。中国共産党第一二回大会を前に、政治的民主化への道、民族問題解決の回路を、中国研究の第一人者が探る。
目次
第1章 現代中国の出発点
第2章 自力更生路線の展開
第3章 改革開放と社会主義
第4章 民主化は可能なのか?
第5章 大漢民族主義は超えられるか
あとがきに代えて はじまりつつある政治民主化への動き
著者等紹介
加々美光行[カガミミツユキ]
1944年3月19日生まれ。アジア経済研究所をへて愛知大学現代中国学部初代学部長、現在は同教授、中国・南開大学歴史学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。