オウム真理教元幹部の手記

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784792606404
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0030

内容説明

平成最大の大事件、オウム真理教事件。著者は松本サリン事件で懲役17年!出所後すべてを語る!ボディガードとして最も近くで見続けた男が語る、麻原彰晃の狂乱の日常と日々。

目次

第1章 故郷八戸、霊的なものとの関わりの原点(霊的な存在を疑わなかった幼少期の家庭環境;キリスト教系幼稚園に学んだ幼児期、剣道、空手に夢中になった少年期;念願の極真空手に入門! ほか)
第2章 麻原との出会いと教団の実態(圧倒的だった麻原のパワー;オウムの修行法と教義;オウムの「戒律」 ほか)
第3章 松本サリン事件とオウム脱出(松本サリン事件前日;なかなか来ない村井(秀夫)にいら立った新実(智光)
ついにサリンを散布! ほか)
保江邦夫先生への手紙

著者等紹介

富田隆[トミタタカシ]
1958年青森県八戸市。日本大学理工学部建築学科中退。少年期より空手を学び、心身を鍛錬。後にダンス教師となり、ここで出会った最初の妻とともにオウムに入信。修行に励み、麻原の信頼を得て幹部に。後に松本サリン事件に加わることになる。教団幹部として麻原に接する中、その真実を知り、2度目の妻とともに教団を脱出。地下鉄サリン事件後、出頭。懲役17年の刑期を終え、出所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ろくせい@やまもとかねよし

32
オウム真理教事件の13名の死刑が執行された2018年の12月に出版された本書。松本サリン事件の実行犯である冨田隆の告白本。自身の生い立ち、オウム入信、事件への関与、オウム内での恋愛、そしてマスコミの協力を得る脱退などを回想する。被害者への謝罪や本人の贖罪意識は記されるが、凶行に至ってしまったポイントやそれに対する反省はよく分からなかった。逆に、他者への批判が記憶に残った。しかし、自らの言葉で記した本書は事件を研究する重要な資料となるだろう。2019/02/13

雲をみるひと

25
オウム真理教の初期の頃の幹部で後に教団から離脱後に出頭した作者の回想記。出世欲や承認欲剥き出しの興味深いエピソードが様々書かれているが、麻原彰晃のヨガのスキルについては当事者にしか分からない内容だと思う。一連の事件は知ってか知らずかあまり触れられてないが、初期のオウムの様子を知る上では参考にはなると思われる。2024/12/18

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

8
借りた本。この手の本は、自分では買わず、買った人に借りるか、図書館本にすることにしている。四六並で1500とかない与那覇とは思ってしまう。。。まあちょっと専門用語が多くて難儀したが、上祐がなぜあないにいきり立っていたのかよくわかるような気がした。組織において社長よりの応力のあるやつは疎まれるのだ、もうこの頃の麻原には常人凡夫の域に落ちていたであろう。発見されたときに1000万円を必死こいて抱いていたことからもわかる。2019/05/07

読書熊

5
文章には粗さがあって多少の読みにくさはあるものの、組織内部にいなければわからない情報が記されており、その点で非常に参考になる内容でした。2019/01/06

大熊真春(OKUMA Masaharu)

4
やっと読了。ヘイト本を出している出版社だからどうこうと言うのでなく、誤字や校閲もれが散見されるのが残念。内容は思っていたより価値を感じる。新しく知ったことも多い。著者の一信者としての感覚がどうだったのか明快に説明されている。2018/12/30

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