内容説明
日・英・米の三国にわたり、理念と政策、経済と社会、経営、市場の各方面の近世近代史研究に多様な新視角を提示する。
目次
理念と政策(「領政改革」概念の提唱―近代日本国民国家形成史の一齣;アメリカ国民経済の形成―「アメリカ体制」の理論と政策)
経済と社会(熊野地方の御仕入方役所と山村―口熊野を中心として;紀州藩付家老水野忠央と将軍継嗣問題;都市的発展と地方財政―戦間期大阪府下の町村を中心として;石川県能美郡における同業組合と工業組合;青年会の成立と展開―和歌山県東牟婁郡古座川町の場合)
経営(近江商人吉村儀兵衛家と酒造業;初代伊藤忠兵衛の対米貿易事業;戦前における日本商社の豪州進出について―兼松商店と三井物産の事例を中心にして;戦間期三井物産の外国石炭取引―台湾炭取引を中心に;(株)日本貯金銀行の構成員)
市場(ヴィクトリア時代の魚類の大衆的消費と魚市場―ロンドンを中心にして;昭和戦前期の大阪市における見本市・商品市)
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