内容説明
本書は、1987年に行なわれた日本ドイツ学会・東京ドイツ文化センター共催の「日独シンポジウム〈第二外国語としてのドイツ語―現在・過去・未来―〉」の報告書である。
目次
歴史と現状(日本におけるドイツ語教育の現状;日本におけるドイツ語教育の歴史―批判的総括;80年代における青少年と外国語;国際化と第二外国語)
社会的意義(日本の学問研究におけるドイツ語の役割;日本の社会科学におけるドイツ語の役割;外国語習得の意味―語学教育は実用のためか、教養のためか;なぜドイツ語を学ぶか―実用でも教養でもなく)
異文化と言語(日本の教育機関における異文化の受容と体験―ドイツ文化を中心に;外国語教育における異文化体験;ドイツ語教育における文学;外国語教育におけるコミュニケーション能力の促進)
言語教育と学習過程(言語習得と言語教育;学習者の実情と指導法;ドイツ語授業の改革例について)
学習内容・学習目標・教授法(各種の能力の相互関連について;外国語教育における総合的学習)
総合討論