世界はナラティブでできている―なぜ物語思考が重要なのか

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世界はナラティブでできている―なぜ物語思考が重要なのか

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  • サイズ 46判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791776191
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0000

出版社内容情報

物語思考とはなにか
私たちは未来を考えるときに物語(ストーリー)を使っている。神経科学的なアプローチでストーリーを研究する著者は、この能力を “ストーリーシンキング ”と名付け、私たちの脳がなぜ、どのようにしてストーリーで思考するのかを解説する。神経科学と物語理論の新しい研究をもとに、科学からビジネス、哲学におけるストーリーシンキングの重要性を明らかにし、想像力、革新性、創造性の本質を探求する。

内容説明

私たちは未来を考えるとき、物語を使っている。神経科学の技術をナラティブ・セオリーに応用し研究する著者は、この能力を“物語思考”と名付け、私たちの脳がどのようにして物語で思考するのかを詳細に説明する。そして、科学からビジネス、哲学における物語思考の重要性を明らかにしながら、私たちがAIにはないこの能力を用いて、より良い未来を作り出す方法を提示する。

目次

第1章 物語
第2章 物語と思考
第3章 物語の起源
第4章 なぜ学校では物語ではなく、論理を教えるのか
第5章 論理の限界、あるいはなぜ私たちは依然として物語思考を必要とするのか
第6章 物語思考を行う脳という機械
第7章 物語思考を改良する
第8章 個人の成長のための物語思考
第9章 社会の成長のための物語思考
第10章 人生の意味への物語の答え
終章 物語思考者との対話

著者等紹介

フレッチャー,アンガス[フレッチャー,アンガス] [Fletcher,Angus]
オハイオ州立大学教授(演劇、映画、メディアアート)。同大学のナラティブ・プロジェクトにも参加している

田畑暁生[タバタアケオ]
神戸大学人間発達環境学研究科教授。専攻は社会情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョンノレン

52
論理的思考の対立概念として物語思考を持ち出し軽く見られがちな後者の重要性を高らかに謳っている。断定的な物言いに終始し元より論証を否定しているかのように論理性を欠く部分も多々あり面映い限り。論理一辺倒では勿論立ち行かないが、かと言って物語重視ではかえって事実を見紛ったり、洗脳的誘導に陥ったり危険な要素も。また論理的思考の外集合が物語的思考ならあまりにも論理的思考に分が悪い。物語思考を至高とするあまり、基本論理がコミュニケーションの土台になっている事を忘れてるところも。AI絡みも残念至極。物語は好きだけどね。2024/12/19

まゆまゆ

13
物語はアイデアを伝えるものではなく思考のためのものであるとして、論理ではない物語思考の必要性について説く内容。人類は古くからキャラクター、世界観、プロットをナレーションする物語的な思考で物事を考え判断してきた。ところが哲学が登場し、論理的に導くことが重要であるという前提条件が蔓延ったため、物語思考は後退した、と。2024/10/16

雪駄

7
世界がどうナラティブに出来ているか、というより物語思考の重要性を見直そう!という本。非常に興味深かった。論理と物語の対比。「論理の飛躍」というNG行為が我ら人間の持つとっておきの能力だったとは。ただ、その能力を上手く使うには注意が必要だ。少し間違えば危険な根拠レス陰謀論者になりそう。オレがこの本を読んだのは、本書179pにあるように、人生の意味と物語性の関係が知りたかったから。物語性を確保する為にオレは生きているのではないかという疑念。物語は人生にどう価値を幻視させるのかが知りたい!もっと勉強しなきゃ。2024/05/17

げんさん

2
もし物語によって賢くなれるのなら、なぜテレビ中毒の人々が世界を支配していないのですか?  私たちを賢くするのは、ナラティブの公式に従った物語を大量に視聴することではありません。それはあなたの今の行動とは別の物語を消費するために、あなたの脳を引き伸ばすものです。だからこそディズニーは危険なのです。2024/11/07

takao

1
ふむ2024/10/02

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