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出版社内容情報
動物たちの〈声〉を聞く
なぜ動物たちは人間に抵抗するのか、いかに抵抗するのか、何のために抵抗するのか――これらの問いを分析することで、動物たちの抵抗を政治的・社会的文脈に位置付け、その背景にある構造的不正を明るみに出す。自由を求め人間社会の既成秩序を揺さぶる行為主体としての動物たちの声を聞く、ポスト・ヒューマン時代の動物論。
内容説明
動物たちの“声”を聞く。なぜ動物たちは人間に抵抗するのか、いかに抵抗するのか、何のために抵抗するのか。―これらの問いを分析することで、動物たちの抵抗を政治的・社会的文脈に位置付け、その背景にある構造的不正を明るみに出す。自由を求め人間社会の既成秩序を揺さぶる行為主体としての動物たちの声を聞く、ポスト・ヒューマン時代の動物論。
目次
第1部 なぜ動物たちは抵抗するのか(動物の抵抗を想像する;動物抑圧の社会条件;動物たちの抵抗理由)
第2部 いかに動物たちは抵抗するのか(動物たちの社会的・政治的行為者性;動物の抵抗方法;野生の中へ)
第3部 何(の始まり)を求めて動物たちは抵抗するのか(動物の抵抗に対する人々の反応;サンクチュアリ;成果と多種連帯)
結論
著者等紹介
コリング,サラット[コリング,サラット] [Colling,Sarat]
執筆家。動物の抵抗を主題とした論文「国境なき動物たち―ニューヨークにおける被畜産動物の抵抗(Animals without Borders:Farmed Animal Resistance in New York)」で批判的社会学の修士号を取得した後、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のホーンビーアイランド自然史センターでプログラム・ディレクターを務める。15年以上にわたり様々なビーガン団体のボランティア業務に携わるかたわら、批判的動物研究の論集に寄稿を行なう
井上太一[イノウエタイチ]
翻訳家・執筆家。人間中心主義を超えた倫理の発展ならびにビーガニズムの普及をめざし、関連書籍の翻訳と執筆活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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こゆき