星の王子さまとサン=テグジュペリ―空と人を愛した作家のすべて

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  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309021843
  • NDC分類 953
  • Cコード C0095

目次

1 『星の王子さま』をめぐって(『星の王子さま』について(小原信)
「星の王子さま」の見た風景(石井ゆかり)
「星の王子さま」=「探す」こと「見る」ことの真理(三宮麻由子) ほか)
2 サン=テグジュペリ、その人となり(大空の思索者―サン=テグジュペリ(森本哲郎)
操縦士と登山者(服部文祥)
飛行する精神―サン=テグジュペリの空(金澤慎一) ほか)
3 サン=テグジュペリの仕事―作家として、作品について(“子供のいない国”が生んだ奇蹟(鹿島茂)
サン=テグジュペリ『人間の土地』(加賀乙彦)
大空が明るかった時代の記念碑―サン=テグジュペリ『夜間飛行』(柳田邦男) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

プチ プランス

5
表紙のブルーがきれいな本。裏表紙はサンテグジュペリと飛行機の写真なんですが、これもらしくて良い^^星の王子さまが好きな面々が、文章を寄せています。興味深く読んだのは、パイロットの方が同じ空を飛ぶものとして、サンテグジュペリについて考察した章や、和訳者の方が和訳を通して内容を考察している章、星占いの石井さんも素敵な文章。星の王子様ミュージアム創設者の方の設立のお話も、おも興味深かった!短いお話なのに、込められた意味やモチーフが盛りだくさんで、考えれば考えるほどに面白いお話。2018/03/11

仮ッ子

2
色々な方々の文章で様々な角度から星の王子さまを読むことのできる本。知らなかったことを知れてなかなか面白かった。ますます星の王子さまが好きになる。佐治さんの科学の目で見た王子さまがウロコでよかった。2013/06/21

0
星の王子さまに限らず、サン=テグジュペリの作品を愛する色々な方の考察やメッセージが書かれており、自分や他の専門家ごとの作品の捉え方の違いを見ることができて面白い。また、サン=テグジュペリの他の作品も読んでみたくなった2016/11/05

F谷さん

0
やはり、キツネの「飼いならす」話についての考察は、『星の王子様』の根幹なのであろう。石井ゆかりさんの文章が好きです。「『なにもわからない』不気味さを埋め尽くそうとして、私たちは自分と同じような存在である他者の中に自分を見出して、それで、安心しようとする。たとえば、人から必要とされたとき、『自分はここにいていいのだ』という実感を得る。」(pp.25-26)2013/08/15

バナナチョコ

0
様々な方々が様々な角度で、星の王子様と著者の解説をしている。 作品の一端の解釈ではあるが、著者の人生の背景などを参考に大変勉強になった。2020/11/24

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