出版社内容情報
フレームに浮かび上がるアニメのかたち
『白雪姫』『サザエさん』『うる星やつら』『鋼の錬金術師』『輪るピングドラム』『パプリカ』『精霊の守り人』『シン・エヴァンゲリオン』……。
アニメの描いてきたもの、描かなかったものを縦横無尽に描き出し、「アニメ」に映し出されるアニメ性を明らかにする、画期的評論。
内容説明
『白雪姫』『サザエさん』『うる星やつら』『鋼の錬金術師』『輪るピングドラム』『パプリカ』『精霊の守り人』『シン・エヴァンゲリオン』…。フレームに浮かび上がるアニメのかたち。
目次
視点1 そこに何が描かれていたか―時代・主題をめぐって(アニメに適さない題材、ファンタジー―『白雪姫』『三匹の子ぶた』『まんが日本昔ばなし』『アルプスの少女ハイジ』『機動戦士ガンダム』『新世紀エヴァンゲリオン』『ライオンと魔女』;不可視の世界/五感の世界―『精霊の守り人』『指輪物語』『ロード・オブ・ザ・リング』『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『王立宇宙軍オネアミスの翼』『機動戦士ガンダム』;テレビアニメが教えてくれた世界の名作―『アルプスの少女ハイジ』『家なき子レミ』『フランダースの犬』『赤毛のアン』 ほか)
視点2 それは誰が描いたものなのか―監督・演出をめぐって(アニメーションにおける「演出」とは―『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』;岡田麿里、アニメーション監督は誰でもできるのか―『さよならの朝に約束の花をかざろう』『true tears』『風を見た少年』;「社会派」としての幾原邦彦―『輪るピングドラム』『ベルサイユのばら』『少女革命ウテナ』『ユリ熊嵐』 ほか)
視点3 それはどのように描かれたものなのか―アニメ・漫画・実写の界面をめぐって(記号と身体と内面―『トーキング・ヘッド』『男子高校生の日常』『STAND BY MEドラえもん』『ルパン三世』;三次元化するキャラクター―『ピンポン』『宇宙戦艦ヤマト』『ルパン三世』『ガッチャマン』『CASSHERN』『妖怪人間ベム』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『寄生獣』『釣りバカ日誌』『ミナミの帝王』『僕は友達が少ない』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『のだめカンタービレ』『ヤッターマン』;漫画がアニメになるとき―『鉄腕アトム』『鋼の錬金術師』『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』『西遊記』『さすがの猿飛』『キャプテンハーロック』『ドラゴンボール』 ほか)
著者等紹介
藤津亮太[フジツリョウタ]
1968年生まれ。アニメ評論家。新聞記者、週刊誌編集者を経て、フリーのライターとなる。アニメ・漫画雑誌などに文章を多数執筆。東京工芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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