出版社内容情報
幕末から維新直後まで、動乱期に生きた人々の宿命と風俗
弘前藩の医官で儒者の渋江抽斎と、妻で稀代の才媛五百など渋江家の人々を始め、幕末から維新直後の動乱に翻弄される宿命にあった多彩、多様な人間像と、動乱期の時代風俗の興趣により魅了する森鴎外の史伝の代表作を読む。
内容説明
幕末から維新直後まで、動乱期に生きた人々の宿命と風俗。弘前藩の医官で儒者の渋江抽斎と、妻で稀代の才媛五百など渋江家の人々を始め、幕末から維新直後の動乱に翻弄される宿命にあった多彩、多様な人間像と、動乱期の時代風俗の興趣により魅了する森鴎外の史伝の代表作を読む。
著者等紹介
中村稔[ナカムラミノル]
1927年、埼玉県大宮生まれ。詩人・弁護士。一高・東大法学部卒。『世代』同人。1950年、書肆ユリイカから詩集『無言歌』を処女出版。詩集『鵜原抄』(高村光太郎賞)、『羽虫の飛ぶ風景』(読売文学賞)、『浮泛漂蕩』(藤村記念歴程賞)、『言葉について』(現代詩人賞)、伝記『束の間の幻影 銅版画家駒井哲郎の生涯』(読売文学賞)、自伝『私の昭和史』(朝日賞、毎日芸術賞、井上靖文化賞)ほか、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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