ある物理学者の回想―湯川秀樹と長い戦後日本

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ある物理学者の回想―湯川秀樹と長い戦後日本

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791771912
  • NDC分類 420.4
  • Cコード C0040

出版社内容情報

湯川秀樹の弟子が見てきた物理学のこれまで。そして日本の戦後。
山形から湯川にあこがれて京都大学に入学した青年は、戦後日本の変化を巨人の傍らで見続けてきた。物理学のうつりかわり、科学そのものの意味の変貌、そしてそのなかで出会ってきたさまざま人たち――。現代を代表する物理学者がつぶさに見てきた、もうひとつの戦後日本の姿。

目次

煮詰まった世紀末―自伝的回想・序
昭和新開地の駅前で―明日を待ちわびる時代に
「原子力時代」開闢のなかで―「ビキニ」で時代が動く
宇宙新発見の時代を神風に―「核」から「相対論重力」へ
ブラックホール・ブームの中で―「人生の転機」
漂流はじめた「物語」―湯川終焉と「海外」と
科学で広がる世界と人々―想像を超えて
超新星1987Aの衝撃―「宇宙線は天啓である」
ポスト・コールドウォー―ソ連崩壊とSSC中止
「もの書き」人生の交わり―「活字になる」に魅せられて
揺れる学界諸事―「戦後成長」の終焉とグローバル化
光陰者百代之過客―岡本道雄と河合隼雄

著者等紹介

佐藤文隆[サトウフミタカ]
1938年山形県鮎貝村(現白鷹町)生まれ。60年京都大理学部卒。京都大学基礎物理学研究所長、京都大学理学部長、日本物理学会会長、日本学術会議会員、湯川記念財団理事長などを歴任。1973年にブラックホールの解明につながるアインシュタイン方程式におけるトミマツ・サトウ解を発見し、仁科記念賞受賞。1999年に紫綬褒章、2013年に瑞宝中綬章を受けた。京都大学名誉教授、元甲南大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェアー

10
専門的な記述が多くてわかりにくかった。それに、筆者の最も大きな功績と言われる「トミマツ・サトウ解」についてもほとんど記述がなくて(専門書じゃないからか)、盛り上がる部分もない。ただ、湯川秀樹の存在の大きさは、物理学界だけでなく、日本全体のものなのだなということは分かった。また、研究室にこもるのではなく、人との交流が新たな研究の展開につながるのだとも。 佐藤さんはもうノーベル賞は取らないのだろうか…2020/09/15

ミネチュ

0
有名な理論物理学者の自伝ということと、「湯川秀樹と長い戦後日本」というサブタイトルに惹かれて読んでみました。 湯川秀樹、朝永振一郎、南部陽一郎、小柴昌俊、益川敏英など私でも知っている著名人がたくさん登場し、そういうところは興味深いのですが、それ以外は、知らない人の話や、佐藤文隆がそのときどきに考えていた(研究していた)理論物理学の話で、イマイチ興味が持てませんでした。著者である佐藤文隆に特に関心があるとか、佐藤文隆と同じ理論物理学を勉強した人とかであればすごく興味深い本なんだろうと思います。2020/02/22

むーみん

0
優れた物理学者が、戦後の「良き時代」に、専門分野はもちろん多彩な分野で活躍された記録。著者氏の人生を淡々と記録したものであり、研究に関する記述は私には理解不能なところも多いが、なかなか味わい深い回想録だった。(最近まで存じ上げなかった先生だが、微かな縁があることを知って手に取った)2019/08/15

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