内容説明
規制機関と業界の癒着、治験結果の改ざんと隠ぺい、研究論文の代筆とねつ造、臨床試験のアウトソーシング化、巧妙なマーケティング戦略…。知るのが恐ろしい、でも知らないほうがもっと恐ろしい製薬業界の闇。信じていた医療の裏切りの実態に、気鋭のジャーナリストが切り込む。
目次
第1章 行方不明のデータ
第2章 新薬はどこで生まれるのか?
第3章 あくどい規制機関
第4章 あくどい臨床試験
第5章 大規模化、簡素化した臨床試験
第6章 マーケティング
結論 より良いデータ
著者等紹介
ゴールドエイカー,ベン[ゴールドエイカー,ベン] [Goldacre,Ben]
1974年生まれ。イギリスの医師・研究者にして「ジャーナリストや政治家、製薬会社、代替医療師による科学の利用と悪用」をテーマに活躍している気鋭のサイエンスライター。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院リサーチフェロー(2010年~)。「ガーディアン」紙に2003年から執筆している人気コラム「バッド・サイエンス」および本人主宰の同名のブログをもとにした初の著作『Bad Science』(『デタラメ健康科学』、河出書房新社、2011年)は、全英ノンフィクション・ベストセラー・チャートで第1位を獲得
忠平美幸[タダヒラミユキ]
1962年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館司書を経て現在は翻訳者
増子久美[マシコヒサミ]
早稲田大学卒業。雑誌等でさまざまな記事の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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岡本正行
kitten
vonnel_g
Akio Kudo
ラピスラズリ