『グレート・ギャツビー』の世界 - ダークブルーの夢

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  • サイズ 46判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791767052
  • NDC分類 933
  • Cコード C0090

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mijas

50
『グレート・ギャツビー』(村上春樹訳)が引用され、作品の背景となっているアメリカ社会が考察される。東部のパーティー文化はエル・グレコのトレド風景そのもの。それは西部的気質のニックからみた虚飾の世界…そんな視点で『グレート・ギャツビー』を再読してみたい。また、フィッツジェラルドについてもより知ることができた。彼を色に例えるなら、ミネソタの冬空のようなダーク・ブルーだと著者は言う。心臓病と闘いながら「僕は失われはしない」と夢を最後まで追いかける。彼の作品『ラスト・タイクーン』を読んでみたくなる。2015/11/08

チエコ

4
冬の夢が読みたくなった。フィッツジェラルド作品は氷の宮殿、という表現にとても納得した。2015/03/13

Junya Akiba

3
数年前に読んで私にとってはとても印象的で曖昧ななりにも共感できた「グレート・ギャツビー」。しかし、S.フィッツジェラルドのことも良く知らないし背景を知りたかったので、たまたま図書館で目にした本書を手に取ってみた。当時の中西部と東部の違い、そして、それがもたらす暗黙の階級意識などは、この有名であるが解釈の難しい(←それは人に依るかもだが)氏の代表作を理解する助けになる。もう一度読まなければ!そして、今度は語り手ニックやギャツビーの葬儀にただ一人やってきたフクロウ眼鏡の男にも注目してみよう。2022/03/19

Y

2
純粋に求め続ける華美なるものへのイメージ。そしてミネソタで春を待つ冬のような、決して諦めない気持ち。2016/01/02

くりたろう

0
これからグレートギャツビーを読む。2016/08/06

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