内容説明
老子の道徳経から現代のタオイズムまで。無為自然の道を説く老荘思想。中国古来の鬼神信仰やシャーマニズムと結びついて成立した民衆道教。それらは、大平道、天師道などさまざまな教団の葛藤の歴史を経て、儒教・仏教とも混淆しながら独自の思想と教義の体系を築きあげてきた。近年の欧米における再評価の気運ともあいまって、活発な活動をくりひろげる道教の起源から現在までを平明に解説。
目次
1 道教の世界
2 道家の起源と歴史
3 教団道教の成立と発展
4 経典と教義
5 儀式と瞑想
6 道教と芸術
7 道教―昨日、今日、明日
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