内容説明
クエーサーとブラックホール、ビッグバンから二重らせん、そしてプレートテクトニクスから進化論まで―。宇宙の壮大な仕組みが明快に解き明かされる、現代科学の華麗なページェント。どのようにして膨大・複雑な天然自然は、単純明快な数式の結晶と化し理解されたのか。人類の科学的精神の到達点。
目次
1 真理を語るために
2 ものごとの基本
3 宇宙を構成するもの
4 宇宙と生命の進化
5 宇宙、元素、生命の始まり
6 科学と文化
7 宗教と信仰
8 真理とは何か?
著者等紹介
レイドラー,キース・J.[レイドラー,キースJ.][Laidler,Keith J.]
カナダ・オタワ大学名誉教授。専門の物理化学研究による表彰・受賞多々。優れた科学教養書の著者としても知られている
寺嶋英志[テラシマヒデシ]
1941年旧満州・奉天生まれ。京都大学理学部卒。同大学院理学研究科博士課程修了。海外での石油の探鉱・開発に三十年間従事したのち退職。日本エネルギー経済研究所客員研究員、浜松大学非常勤講師
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感想・レビュー
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きみたけ
51
宇宙の美しさをビジュアル的に訴えかける本と思って手にしましたが、思っていたのと違ってました😅著者はカナダ・オタワ大学名誉教授のキース・J・レイドラー氏。宇宙の驚異を明らかにするために、物理・化学の歴史的な生い立ちだけでなく、生物学・遺伝学・地球物理学など、宇宙に関連するありとあらゆる学問について、数式を交えながら紙面の半分以上を割いて紹介。ビッグバン、二重らせん、進化論など、宇宙の壮大な仕組みが明快に解き明かされます。2022/04/19
ダージリン
1
相当宗教に対して手厳しく、この手の本では珍しい気がする。自己主張が強いのは面白いのだが、ややバランスを欠いているかも。異なるスタンスの科学者の本を併せて読んでいくのがいいのだろう。2012/08/09
とまる
1
天文学のほか生物学なども扱われ、真理や信仰なども話題にのぼる。文系の私にも難解すぎず楽しく読めた。2011/03/20
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