内容説明
民主主義に対立する民主主義。デモクラシーの渦が世界を巻きこんでいる。資本主義も社会主義もイスラム原理主義も第三世界のディリジスムも、現代ではすべての国がデモクラシーを標榜し、しかも鋭く対立しあっている。その対立は明日の世界に何をもたらすのか。ナショナリズム、政治のショー化、官僚機構の腐敗、投票制度の空洞化など、世界のデモクラシーが孕むさまざまな矛盾を、歴史はどう乗り越えてゆくのか。
目次
1 民主主義の復権―真実と妄想
2 共産主義の崩壊
3 第三世界における民主主義
4 民主主義の中の民主主義
5 世界民主主義に向かって
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- 和書
- 誘拐 - 新・鬼平犯科帳