内容説明
書くマシンから考えるヴィークルへ。迷宮のような知識体系から解放され、自由大胆な思考を可能とするハイパーテキスト。人文科学におけるコンピュータ使用の実際を、同時ドキュメントのごとく具体的に著わし、人間とコンピュータ環境の可能性を鋭利に分析する。
目次
思考の道具としてのタイプライター
ライティング・エンジンとしてのワードプロセッサー
エクリチュールとライティング・エンジン
パレルゴンとエルゴン
論理的ディスコースのダイナミズム
コンピュータ上のソクラテス―「ソウトライン」を使う
情報を俯瞰する装置―アウトライン・プロセッサーを使う
プロセスとしてのテクスト
迷宮としてのデータベース
補遺の連鎖とハイパーテキスト―ハイパーメディア・ライブラリーとライティング
思考のエンジンとしてのハイパーテキスト
マニエリスムとアカデミズム
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- 和書
- 浪漫あふれる信州の洋館