内容説明
ネバー・ストップ・ドリーミング。幼くして両親を失い工場で働き、ユーミンに会うため夢の国・日本へ来たシンガポール人写真家レスリー・キー。何も持たないマイノリティだった青年が、採算度外視でアジアのスター300人、東京の1000人を撮り、写真展に5万人を動員する。男性ヌード写真をめぐる逮捕劇を乗り越え、スーパーポジティブな情熱で愛と希望を撮って人を動かす写真家による、夢見て実現する日本人へのエール。「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第8弾。
目次
第1章 「夢の国」で逮捕された写真家(「あの日」は永遠に忘れない;まさか自分が「犯罪者」になるとは ほか)
第2章 何も持たずにシンガポールから日本へ(父は不明、母も幼くして亡くす;13歳の工場作業員 ほか)
第3章 写真家になってムーブメントを起こす(スタートダッシュを切ったプロ人生;専門分野の中から仕事を広げる ほか)
第4章 愛と希望と勇気を撮り続ける(1000人に「ありがとう」を伝える写真集;写真家の名前が大きく出た『流行通信』の復活 ほか)
著者等紹介
キー,レスリー[キー,レスリー] [Kee,Leslie]
写真家。1971年シンガポール生まれ。シングルマザーの家庭に育つ。13歳から日系工場で働くなかで日本文化に魅了され22歳で来日。1998年の写真家デビュー以降、『VOGUE』などのファッション雑誌を中心に資生堂やユニクロといった広告も数多く撮影し、2001年に初写真集『PRESENT』(朝日出版社)を刊行。2002~2005年、ニューヨークを拠点に活動。2004年創刊の自費出版誌「SUPER」シリーズは『SUPER LADY GAGA』など毎号ひとつの対象を徹底的に撮るライフワークとなる(現在全32号)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒まる
ウメ
akihit_
Tenouji
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン