ユリイカ 〈2024 9(第56巻第11号〉 - 詩と批評 石

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ユリイカ 〈2024 9(第56巻第11号〉 - 詩と批評 石

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  • 青土社(2024/08発売)
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  • サイズ キク判/ページ数 253p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791704521
  • NDC分類 905
  • Cコード C9490

出版社内容情報

ひっそりとした佇まいで、ただそこにある石。そのすべての石の記憶は生命体が経験してきた領域をはるかに越え、地球の形成にまで遡り、さらにはそれ以前の太古の星たちの誕生にまで到達している。人間の営みがどれだけ積み重ねられようとも、河原に転がる小石一つの歴史に到底追いつくことはない。だからこそ、人々がたくましくする想像、飽くなき探求はとどまることを知らない。石が個別に有する悠遠な時間、そのすがたに差し向けられた多様なまなざしが織りなす石特集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナクマ

27
〈石〉大喜利。ここしばらく実用一点張りの日々だったのでちょうど良いタイミングの変な特集号。「なにしろ『ユリイカ』が石の特集をする時代になったのだ」。それでもちょっと生真面目すぎるので無意味/無価値方面を掘り下げた記事がもう少しあればさらに良かったな。「それぞれの自分の世界なんですよね…これがいいんだと言ってしまえば勝ちみたいな」◉「私が好きな石は…なんの変哲もない石である」「あの石ではなく、何故この石を選択したのだろう」◉石に〈話すことを教える〉男が、幼い息子にもそれを継承させようとしている、という挿話。2024/09/02

アナクマ

26
「この石を選んだことについて誰にも文句を言えないし、そもそも興味すら持たれない」。結晶・鉱物「彼らは、自然の摂理が振る采配に沿って挙動する。石ころにおいても例外ではない。人間の忖度などは欠片ほども入り込むことはできない」◉(112)悲しいかな、彗星のかけらは基本的に大気圏で燃え尽きてしまうので隕石としてわたしたちの手に届くことはほとんどない。◉「人類史の果てに待ち受けているのは、神でも超人でもなく、石である」「その場、その瞬間、その人たち…その時限定の価値をまとう、それがつまり〈よさ〉ではないだろうか」2024/09/16

はるき

9
玉石混交という言葉がありますが、私は石のように強くありたい…。2024/12/18

奏市

8
石についての特集、エッセイ。宮田珠己さんらの石拾いから、化石、アート、城郭、宇宙、古代文明などあらゆる角度から様々な人が石について語っている。自分も最近石に興味出てきたが、皆の熱量が凄すぎる。こんなに皆石について大真面目に取り組んでいるとは驚いた。牛山茉優『石を拾う、ひとり』同じような石拾いをしていてまた久しぶりに海に行きたくなった。「私たちは石を拾う。石を握り、嗅ぎ、頬で触れてみる」確かに嗅ぐな。磯臭いのが多い。『心身の石』も面白かった。他人の結石を写真に撮り見せる。怖くて気味悪いが、温かくもある話。2025/01/19

東雲

7
石沼に足を踏み入れてもうすぐ一年になる。石沼と言ってもさまざまなジャンルがあり、私は特にジュエリー、カットされた宝石を好む。よくよく考えると片鱗があった。遊園地の宝石掴みで色とりどりの石を限界まで詰め、砂場の砂から水晶を集めていた。その他に拾っていたのは一文字の入った石、金持ちの家の庭に敷き詰められたBB弾やおにぎりの形をした石であった。本書では実にさまざまな石について語られる。その辺のなんかいい感じの石から隕石、はたまた尿路結石まで。人はなぜ石に魅了されるのだろう。そしてなぜ石は増えていくのだろう…。2024/09/16

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