ユリイカ臨時増刊号 〈12 2019(第51巻第20〉 - 詩と批評 総特集:装幀者・菊地信義

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  • サイズ キク判/ページ数 237p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791703784
  • NDC分類 905
  • Cコード C9490

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまさん

23
 手、触覚、直感を語る言葉たちに、文字通り一瞬にして惹かれた。装幀者の名前はいつも目にしていたのに、なにも知らなかった。作品の徹底した読み込みから構想されるデザインの必然性というものをはじめて垣間見る気がする。「読み始めて最初の一頁ですごい一行に出会って、その一行がその人の人生を決めてしまうようなこともありうる」(菊地信義氏)。言葉に真剣に向き合い、自分自身を生きること、これほど胸を衝かれる言葉もない。執筆者の共鳴もひたすら美しい。他者と深く出会うために今日も手触りを確かめながら本を開く。2019/12/01

アメヲトコ

6
装幀の仕事の第一人者である菊地信義さんの仕事を特集した号。個人的にはそこまでファンというわけではありませんが、それでも装幀にかけるあくなき攻めの姿勢は尊敬するばかりです。上野千鶴子さんの寄稿さえツンがなくデレ一色なのも可笑しい。広瀬奈々子監督の映画「つつんで、ひらいて」を記念した号らしいですが、この映画もいずれ観てみたい。2021/03/23

2
社交って感じの文章が多いな。2020/03/17

huchang

0
装幀の特集号なのに、写真がほとんどない。これが菊地信義の仕事をあらわしているように思う。何人かが質感に触れているが、私もこれを抜きにして菊地信義の装幀は私はあり得ないと思っている。だから写真がないのかと得心する。図書館で見た古井由吉の本の装幀に心惹かれて思わず手に取り、名前を探したのが私が菊地信義を知ったきっかけ。ここに文章を寄せている人も、そうした個人的体験を外せなかったようだ。わかるよ、わかるよ!装幀やカバーデザインに心惹かれて、名前を探した経験のある人はぜひ。2020/04/16

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