内容説明
今の子どもたちの将来を考えたとき、英語とプログラミングの教育は必須だと考える著者。いざ、わが子を就学させる段になり、希望に合う小学校がどこにもないことに気付く。思い切って学校を作ることを決意するも…
※本書は2017年12月22日に配信を開始した単行本「子どもが主役の学校、作りました。」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
83
すごい!!プログラミングと英語と日本語の学校を作ったのは本当に素晴らしいです。もし機会があれば私も通わせたいぐらいの学校。ただやはり学校作りは大変だったらしく、かなり多くの割合で立ち上げについて書かれていました。それとこの学校の弱点は校長を求心力で作られていること。もしこの校長が倒れてしまったり、他にしたいことが見つかったら親はどうしようもならなくなる。フリースクールとスモールスクールの違いを知れたのも感謝でした。2024/11/28
レモン
30
セルフツッコミが多めで好き嫌いが分かれそうな文体だったが、興味深い内容だった。公立小学校に選択の自由がない点は不満だがどうすることもできないと思っていたら、なんと自ら学校を作った方がいらっしゃったとは。足し算の順番問題にはびっくりしたが、息子の担任の先生はそんな指導はしなさそうなので一応安心している。こんな学校がどんどん地方にもできて競争力が高まっていってほしい。ひとまずプログラミングについて勉強しようかな。2024/12/10
たまきら
20
保育園を出る頃に、友人たちと「こどもを入れたい小学校がない」と気づいた親御さんによる気合の入った試みのお話です。著者の方が「AIが今後雇用に更に入り込んでくる」を想定して子供たちを教育すべき、という視点が面白かった。多くの点ですごく勉強になったし賛同する部分も多いです。ただ、私は土臭いものづくりや、コミュニティの大切さをしっかり娘には経験して欲しいので、色々悩みましたが地元の区立小学校を選びました。2017/12/27
古典部員
8
筆者さん、相当小学校の先生がお嫌いなようで!笑 自分の職業ということもあり、半ばイライラしながら前半は読みましたが、教育理念や現行の教育体制への批判等、頷けることが多々ありました。自分が理想とする教育像にも合っている気がします。わたしもあとは、動くだけ。2019/01/02
Hiroo Shimoda
6
思ったより学校設立までの苦労話が多かった(仕方のないことだが)。STEAM教育に近いか。こういう個性的な学校が増えるのはいいことだと思う。2019/01/25