内容説明
変化はどのようにして起こるのか、そして、セラピストは会話を用いて、クライエントの求める変化を生じさせるために、何ができるのか。随所に臨床場面の対話の具体例を示しながら、機能分析に根ざしたセラピーについて解説。新世代の認知行動療法を実際に運用する前の基礎固めとしても必読の書。
目次
第1章 歴史と定義についての「あれこれ」
第2章 実践的なツールとしての理論
第3章 協働関係を構築する
第4章 相対視できるくらいまで距離をとる
第5章 「問題のある方略」を見つけて名前をつける
第6章 「代わりとなる方略」を見つけて名前をつける
第7章 2つの「舞台」を行き来すること
第8章 実験
第9章 メタファーを使う
著者等紹介
トールネケ,ニコラス[トールネケ,ニコラス] [Torneke,Niklas]
スウェーデンの精神科医であり、30年以上の臨床経験を持つ公認心理療法家である。基本的行動原理の活用を中心に、世界中の心理療法家をトレーニングしてきた豊富な経験を持つ。特にアクセプタンス&コミットメント・セラピーと関係フレーム理論に関心がある。また、Association for Contextual Behavioral Scienceのフェローでもある
武藤崇[ムトウタカシ]
同志社大学心理学部心理学科教授。公認心理師、臨床心理士。1992年筑波大学第二学群人間学類を卒業、1998年に筑波大学大学院心身障害学研究科修了(博士〔心身障害学〕;筑波大学)。1998年に筑波大学心身障害学系の技官・助手を経て、2001年4月から2010年3月まで立命館大学文学部准教授、2010年4月より現職
瀬口篤史[セグチアツシ]
西知多こころのクリニック心理士。日本福祉大学教育・心理学部非常勤講師。公認心理師、臨床心理士。2007年に中京大学心理学部心理学科卒業。2009年に中京大学大学院心理学研究科修了(修士〔心理学〕;中京大学)。精神科病院等での勤務を経て、2021年に立命館大学大学院人間科学研究科修了(博士〔心理学〕;立命館大学)し、現職
首藤祐介[シュドウユウスケ]
立命館大学総合心理学部准教授。公認心理師、臨床心理士。2004年に中京大学心理学部を卒業、2006年に中京大学大学院心理学研究科博士前期課程(修士〔心理学〕;中京大学)、2014年に中京大学大学院心理学研究科博士後期課程を修了(博士〔心理学〕;中京大学)。公立学校共済組合東海中央病院心理療法士、西知多こころのクリニック心理士、中京大学心理学部助教、広島国際大学心理学部講師等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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