内容説明
自閉スペクトラム(AS)上にあると自認している児童精神科医がつづる著者個人の歴史と、自閉症をめぐる歴史、精神医学の歴史。医師となってから半世紀を超えた今、激動の時代とともに自身が歩んできた道程を振り返る。
目次
第1章 大学入学まで
第2章 大学生時代
第3章 病院勤務医時代
第4章 英国にて―留学とローナ・ウィング先生―
第5章 児童精神科医始めました
第6章 児童虐待、ADHD、自閉症をめぐって
第7章 自閉症と薬をめぐる問題
第8章 自閉症―治療から支援へ―
第9章 自閉症とPECS
第10章 取り残された人たち
第11章 デジタル・デバイド
第12章 退職後―西陣麦酒の誕生―
第13章 少数派と多数派
著者等紹介
門眞一郎[カドシンイチロウ]
ペンショナー児童精神科医。1973年に京都大学医学部を卒業。病院勤務を経て、1980‐81年にロンドン大学精神医学研究所にて児童精神医学を研修。1981年から2017年まで、京都市児童福祉センターに勤務。退職後は、主に福祉現場でコンサルテーション活動に従事。絵カード交換式コミュニケーション・システム(PECS)の普及に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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