高木仁三郎 反原子力文選―核化学者の市民科学者への道

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高木仁三郎 反原子力文選―核化学者の市民科学者への道

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  • サイズ A5判/ページ数 430p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784624400675
  • NDC分類 539.09
  • Cコード C0036

出版社内容情報

反原発の思想家・運動家として知られる高木仁三郎(1938-2000)の反原子力に関する主要な論考を厳選し、再編集して収載する反原発の思想家・運動家として知られる高木仁三郎(1938-2000)の反原子力にかんする主要な論考を厳選し、再編集して収載する。高木仁三郎思想のすべてが凝縮された一冊。フクシマに象徴される原発事故を早くから予見し、厳しい警告を発してきた高木さんの思想は、いま読んでもまったく先験的な知見を展開しており、今後も原発問題にたいする明確な指針となりつづけるであろう。佐々木力氏、高木久仁子氏による書き下ろし、西尾漠氏による解題のほか、詳細な著作目録と年表を新たに収録する。

解説的序論 日本戦後学問思想史のなかの高木仁三郎   佐々木力

第一部 原子力技術に批判的にたいする根拠
 専門的批判の組織化について
 現代科学の超克をめざして――新しく科学を学ぶ諸君へ
 「人間の顔を持った」技術を求めて
 くらしからみた巨大科学技術
 被害者であり、加害者であること――反核の原点を考える
 核神話の時代を超えて
 科学と軍事技術
 プルトニウムと市民のはざまで――一九九七年ライト・ライブリフッド賞受賞スピーチ

第二部 原子力エネルギーについての認識と批判
 「原子力社会」への拒否――反原発のもうひとつの側面
 原発反対運動のめざすもの――科学技術にかかわる立場から
 生活から反核の思想を問う
 人間主体の立場から――科学技術立国と私たち
 ソフトさとは何か――ソフトパスへの一視点
 核エネルギーの解放と制御
 現在の計画では地層処分は成立しない

第三部 原子力発電所事故への警告
 原発事故はなぜ起こるのか
 チェルノブイリ原発事故の波紋
 核施設と非常事態――地震対策の検証を中心に
 「もんじゅ」事故のあけた穴
 「原発事故はなぜくりかえすか」

第四部 新しい自然観の模索
 いま自然をどうみるか
 感性の危機と自然
 自然を保つ人間の責任とは
 原子力――地球環境とどう関わるか
 エコロジーからコスモロジーへ
 環境報道を考える――原子力は環境問題ではないのか

附 論
 臓器移植と原子力技術――責任ある科学技術のあり方を問い直す   (対談)高木仁三郎+佐々木力
 高木仁三郎へのいやがらせ   高木久仁子
 高木仁三郎という生き方   高木久仁子

解題・注釈   西尾漠

高木仁三郎全著作目録
年 表

高木 仁三郎[タカギ ジンザブロウ]
著・文・その他

内容説明

反原発の思想家・運動家、高木仁三郎(1938‐2000)の反原子力技術にかんする主要な論考を厳選し、再編集した一冊。フクシマに象徴される原発事故を早くから予見し、厳しい警告を発してきた核化学者、高木の思想は、じつに包括的な知見を展開しており、今後も原発問題にたいする明確な指針となりつづけるであろう。佐々木力、高木久仁子による書き下ろし、西尾漠による解題・注釈のほか、詳細な著作目録と年表を新たに収録。

目次

解説的序論 日本戦後学問思想史のなかの高木仁三郎(佐々木力)
第1部 原子力技術に批判的にたいする根拠
第2部 原子力エネルギーについての認識と批判
第3部 原子力発電所事故への警告
第4部 新しい自然観の模索
附論
解題・注釈(西尾漠)

著者等紹介

佐々木力[ササキチカラ]
1947年、宮城県生まれ。東北大学で数学を学んだあと、プリンストン大学大学院で科学史・科学哲学を修め、Ph.D.(歴史学)。東京大学教授、中国科学院大学教授などを歴任。現在、中部大学中部高等学術研究所特任教授、環境社会主義研究会会長

高木久仁子[タカギクニコ]
1945年、神奈川県生まれ。東京女子大学文理学部卒。東京都立大学経済学部助手を経て、現在、特定非営利活動法人高木仁三郎市民科学基金理事

西尾漠[ニシオバク]
1947年、東京都生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科中退。高木仁三郎前代表・前編集長のあとを継ぐかたちで、原子力資料情報室共同代表、『はんげんぱつ新聞』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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