文春文庫
めでたくポンと逝く―死を語り合えば生き方が変わる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 213p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167801021
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0195

出版社内容情報

死ぬ前くらい、死をポジティブに受け入れて、笑いながら旅立ちたい。だれもが願う「死に方」「生き方」を帯津良一が伝授します。

内容説明

一生に一度の「死」を、恐怖と不安の儀式にしてはもったいない!「ご苦労様」と笑顔であの世に送ってもらえるような「死に方」、そのための「生き方」を帯津良一が伝授します。ガン専門医として見送ってきた患者とのふれあい、そこから学んだ理想の人生とは。死を真正面から語り合うことで生き方が変わります。

目次

第1章 限りある命を考える(死とは縁起の悪いものではない;静かに旅立たせてあげるという流儀 ほか)
第2章 『場』は永遠のエネルギー(死を看取るのは敗北ではない。医師の仕事である;中国医学との出会い ほか)
第3章 死を意識した生き方(死の不安や恐怖をかりたてるものとは;臨死体験から死後の世界を探る ほか)
第4章 代替療法と共存する医学(虚空へ向かうための準備;ホメオパシーのもつ医療的な意義 ほか)

著者等紹介

帯津良一[オビツリョウイチ]
昭和11(1936)年、埼玉県生まれ。36年、東京大学医学部卒業。東京大学医学部第三外科、都立駒込病院外科医長などを経て、57年に埼玉県川越市に帯津三敬病院を開設し院長となる。西洋医学に中国医学、気功、心理療法などをプラスしたホリスティック医学の治療法を実践している。現在、帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会会長、日本ホメオパシー医学会理事長。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夜間飛行

30
私がもし癌にかかったら、自分なりに何か可能性のある方法を試すだろう。そして生と死を二分せず連続するものとして「どう生き死ぬか」を模索するだろう。帯津先生の「臓器と臓器のあいだの空間に生命の本質がある」という考え方は面白かった。また、症状を促す薬をものすごく薄めて用いるホメオパシーという療法にも興味を持った。これについてはネットで調べると否定論が多いけれど、私は科学の常識や権威に縛られすぎる方がシンドイので、帯津先生の肩を持ちたい。要は可能性の問題なのだ。正しい方法であれ、可能性を感じないものはつまらない。2013/12/31

のんタコス

14
年間100人以上のガン患者の死に立合う帯津医師が死について自論を伝授。 亡くなる前に死について向き合った患者さんはとても優しい表情で亡くなるそうだ。死は誰にでも平等にやって来る物だからもっと気軽に正面から向き合って語り会うべき、そして死は終わりではなく魂が再び虚空に向かう旅に出る出発なのだと。 西洋医学では死は敗北なのだが「死に方」のために生き方を考える方が正しいのでは?との思いから気功、中国医学、ホメオパシー療法を行なっている。 魂が百五十億年の旅に出る前にこの本に出会えて良かった。2019/02/23

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