出版社内容情報
《内容》 日本における精神薬理学の第一人者、村崎光邦氏の珠玉の論文集。わが国の精神薬理学の歴史と進歩の濃縮版といえる。
内容説明
日本における精神薬理学の第一人者、村崎光邦氏の珠玉の論集。日本の精神薬理学界に計りしれない貢献をしつづけてきた村崎氏が『神経精神薬理』『精神科治療学』『臨床精神薬理』の三誌に執筆した38の主要論文を一挙収載。特に、最近日本で認可されたSSRI、SNRI、SDA等の各新規向精神薬の基礎と臨床が満載。まさにわが国の精神薬理学の歴史と進歩の濃縮版といえる論文集。
目次
ベンゾジアゼピン系薬剤と抗けいれん効果
てんかん性もうろう状態
うつ病治療におけるMAO阻害薬復活の可能性
非ベンゾジアゼピン系抗不安薬
抗うつ薬による錐体外路症状
ベンゾジアゼピン受容体に作用しない抗不安薬
1990年代の新しい向精神薬一覧
成人のStatus Epilepticusの治療
精神運動興奮の薬物療法
Benzodiapine受容体作動性新規睡眠薬zolpidemのヒト記憶機能に及ぼす影響―triazolam、nitrazepamを対照とした二重盲検比較試験〔ほか〕
著者等紹介
村崎光邦[ムラサキミツクニ]
1935年9月25日徳島県生まれ。1961年3月慶応義塾大学医学部卒業。1962年4月同精神神経科入局。1963年11月井の頭病院勤務。1971年7月北里大学医学部精神科講師。1975年4月同助教授。1986年4月同教授。1989年8月北里大学東病院精神神経疾患治療センターセンター長兼任。1994年7月北里大学東病院副院長。1999年4月同院長。2000年6月北里大学医学部退職。2000年7月北里大学名誉教授。2000年7月CNS薬理研究所所長(Institute of CNS Pharmacology)。専門は、電気生理学(てんかん、睡眠)、精神薬理学。日本睡眠学会理事長、日本神経精神薬理学会理事、日本臨床精神神経薬理学会理事、国際神経精神薬理学会会員、日本生物学的精神医学会評議員、日本アルコール精神医学会理事
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