その霊、幻覚です。 〈２〉

竹村優希/柏木郁乃

文藝春秋（2025/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784160901964
• NDC分類 726.1
• Cコード C0079

出版社内容情報

「廃病院にて20代男女5人が死亡…」発見された彼らの5人の死体は眼球が抜き取られていた。眼に執着している霊の仕業と翠は仮定し、自分の「霊を視る力」を奪った霊ではないかと思い、一華と一緒に廃病院へ。
そこで二人を待っていたのは今まで見たこともない凄惨な現場だったーー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かなっち]

2025年２月新刊。ツンデレ臨床心理士とミステリアスな腹黒青年が危険な心霊現象に立ち向かう、凸凹バディホラー第2巻。患者には「幻覚です」と言ってるのに、自分はバッチリ霊と遭遇し怪奇現象に巻き込まれているヒロインですが。それもこれも、謎のイケメンに脅されたからでした。その彼との過去の出来事も明らかになって、バディ度が上がって益々面白くなってきましたね。手を繋ぐと霊が視えるようになるとか、美味しい設定も大好きです。と同時に恐怖度も危険度も上昇してドキドキ必須でしたが、可愛い式神のタマちゃんが癒してくれました。

2025/04/03