Sekaishiso seminar
カントの哲学―「私は、人間として、何であるか」への問い

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790714095
  • NDC分類 134.2
  • Cコード C1310

内容説明

有限な人間の立場から、カントとともに哲学する。無限的なもの、絶体的なものを批判的に承認しながら、三批判書の複雑で難解な諸部分の構造と相互の関係をときほぐし、「私は、人間として、何であるか」を、理性の光のもとで解明する。

目次

第1章 私は何を知ることができるか―理論的経験の可能性(哲学の課題;デカルトとイギリス経験論―質料的観念論 ほか)
第2章 私は何をなすべきであるか―道徳的経験の可能性(探求の課題;実践的法則の必然性と普遍性 ほか)
第3章 私は何を美しいと感じるか―美感的経験の可能性(『判断力批判』の課題;快、不快の感情に関する思索の変遷 ほか)
終章 道徳神学、宗教論に向けて(善い魂と美しい魂;自然と道徳の統一 ほか)

著者等紹介

岩隈敏[イワクマサトシ]
1946年福岡県に生まれる。1969年熊本大学法文学部倫理学科卒業。1972年九州大学大学院文学研究科哲学哲学史専攻博士課程中退。現在、福岡大学人文学部教授。文学博士(九州大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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