内容説明
一九九五年から二〇〇二年までの七年間の作品をまとめた、五十代最後の作品。第五歌集。
目次
一九九六年(風の行方;ただの石だが ほか)
一九九七年(海を見ている;新しい道 ほか)
一九九八年(黄砂の国;上海 ほか)
一九九九年(山門 近江三山;春風 ほか)
二〇〇〇年(パンソリの調べ;キャミソールのドレス ほか)
二〇〇一年(舞鶴;誤解 ほか)
二〇〇二年(湖岸の灯;海図 ほか)
著者等紹介
光本恵子[ミツモトケイコ]
1945年10月24日、鳥取県東伯郡赤碕町(現・琴浦町赤碕)に生まれる。小学五年生のときからアララギ系の短歌を始める。赤碕小学校、中学校、米子西高等学校から、京都女子大学文学部国文科卒業。1968年、大学卒業と同時に鳥取県の教員試験合格によって鳥取県下で教師の職に就く。1987年、第一歌集『薄氷』(短歌新聞社)を機に、宮崎信義主宰「新短歌」の長野県支部を立ち上げる。現在、諏訪看護学校、信州大学の講師など。「未来山脈」誌の編集発行人。日本ペンクラブ会員、日本文芸家協会会員、日本文芸振興会会員、現代歌人協会会員。古典文学を語る会を主宰。評論集に『宮崎信義のうた百首』(短歌研究社・第20回日本文芸大賞短歌評釈賞受賞)。新短歌賞、新短歌人連盟賞、第12回と第20回日本文芸大賞部門賞受賞。平成11年下諏訪町文化功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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