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内容説明
午前2時半。医師のマットは、ベリンダにある病院のERからの緊急電話で叩き起こされた。町の主要産業である炭鉱で、大事故が起こったらしい。父が炭鉱で落命し、最愛の妻も特殊な癌で亡くしたマットは、炭鉱が出す有毒物質が町を冒していると強く疑っていた。この事故もそのせいかもしれない―マットはさまざまな妨害に遭いながらも、真相をつきとめようとする。一方、大統領が推進するスーパーワクチンの接種義務化に反対するエレン、ベリンダ出身の親友を奇病で亡くしたニッキもまた、何かに導かれるかのように、マットの元へと引き寄せられつつあった―緊迫感あふれるメディカル・サスペンス。
著者等紹介
パーマー,マイケル[パーマー,マイケル][Palmer,Michael]
アメリカ、マサチューセッツ州生まれ。医学博士。コネチカット州ウェズレイアン大学を卒業後、クリーヴランドのケース・ウエスタン・リザーヴ大学医学部で学ぶ。その後、ケープ・コッドの病院で救急治療科(ER)の医師をしながら小説を書きはじめ、医療サスペンスの大御所として高い評価を得るようになった。現在もみずからの体験をいかし、アルコールや薬物の依存症に悩む医師へのサポートなどの医療にたずさわりながら、次々とベストセラーを発表している
川副智子[カワゾエトモコ]
東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。