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内容説明
１７９９年、両親を亡くした１７歳の娘ヘザーは、英国の片田舎で伯母と暮らしていた。ある日、伯母の弟ウィリアムの招きでロンドンを訪れた彼女は、ウィリアムに暴行されそうになり、あやまって彼をナイフで刺してしまう。その後、狼狽してあてどなく街をさまようヘザーに目をつけたのは、アメリカの商船の乗組員二人。彼らはヘザーを娼婦だと思い込み、船長のブランドンのもとへ連れていった。なぜなら、彼らが命じられていたのは、ブランドンの一夜の相手を探してくることだったからだ…。新訳で贈るヒストリカル・ロマンスの金字塔。
著者等紹介
ウッディウィス，キャスリーン・Ｅ．［ウッディウィス，キャスリーンＥ．］［Ｗｏｏｄｉｗｉｓｓ，Ｋａｔｈｌｅｅｎ Ｅ．］
アメリカで「ヒストリカル・ロマンスのファースト・レディ」と呼ばれている大御所。１９７２年に『炎と花』を発表して以来、『狼と鳩』『シャナ』などの名作を次々と上梓、今日のヒストリカル・ロマンスの隆盛を築く先駆けとなった
野口百合子［ノグチユリコ］
英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
19
皆さんの評価が高かったので楽しみにしてた作品。薄目の本だけど、読み応えがあって面白かった。そして大好物のツンデレ(≧∇≦) 下巻が楽しみ(☆∀☆)2020/09/04
イヴ＠乗馬に夢中
18
ツンツン、隠れてデレデレ～♡♡♡♡♡良かった～、最高にドキドキした。すぐ再読したいっ！でも続きが気になるから下巻へ。虐待を受けていたヒロイン、ヘザー。最初は伯母が憎くて腹立った、ヒーロ、ブランドンが登場してから楽しくて一気読み。へザーにお風呂あげたり、寒がっていたら男性用洋服あげたり、ヘザーが気になりすぎて8回も書き間違ったりwwへザーが倒れた時は鬼のように看病したり、、キュンキュンできるぅぅぅ～♡♡♡♡ヘザーが妊娠してから一度も関係持ってないよね？何あの自制心？？笑えるんだけどwあー面白い！！！2018/06/23
Miyuki_fsog
17
H/H…二人のスタートは良くなかったけど、言葉と違ってヒーローが見せる優しさにはキュンとする?そして時々、ヒロインを『うさぎちゃん』『子リスくん』と呼ぶのも…(≧∇≦) ヒロインが絡んだ事件や、ヒーローの元婚約者など気掛り！このまま下巻へ♪2018/07/22
たまきら
16
アイルランド人だった亡母の美貌を受け継いだせいで、英国人の伯母に妬みから壮絶な虐待を受けたあげく、悪い男にだまされてロンドンに連れて行かれ、乱暴されそうになったところを逃げたのに娼婦と間違われて船乗りに誘拐され…と、もう「もうやめてあげようよ…」な冒頭。踏んだり蹴ったり、波瀾万丈。すこし「風と共に去りぬ」チックだなあ…とヴィヴィアン・リー＋クラーク・ゲーブルを想像しつつ読みました。ヒストリカルロマンスの元祖であり、1972年出版…なのに内容に古さを感じさせなくてすごいなあ。2015/07/07
だむ
13
初読み作家さま。誤解からヒーローに無理矢理貞操を奪われ、妊娠が分かり夫婦となるも、ボタンのかけ違いから始まった関係なのでお互い惹かれ合いつつも歩み寄れない。しかもヒーローは今後一切手を出さない宣言しちゃったし、どうなる事やら～。感想は下巻にて。2020/07/08
