内容説明
おとこのこは、まいごのペンギンを助けるために必死にがんばります。トリたちに聞いたり、本で調べたり…そしてついに２人は南極にむかってボートをこぎだすのです。
著者等紹介
ジェファーズ，オリヴァー［ジェファーズ，オリヴァー］［Ｊｅｆｆｅｒｓ，Ｏｌｉｖｅｒ］
アイルランドのベルファストに生まれる。絵本デビュー作『みつけたよ、ぼくだけのほし』は、世界各国で翻訳されている。２００４年、イギリスの最も期待される新人絵本作家へ与えられる賞にノミネートされた
三辺律子［サンベリツコ］
白百合女子大学院児童文化学科修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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MI
72
ある日、ドアを開けたらペンギンが立ってました。ペンギンは少年の後ろをずっとついていきます。少年はきっと家族とはぐれた迷子に違いない。ただペンギンの家族はどこにいるのかわからない。町の人や警察に聞いても分からない。少年とペンギンの家族を探すお話。2024/06/03
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
71
大切な友だちのために奔走する男の子。でも、本当に必要だったのは、一緒にいること。そばにいること。ある日、男の子がドアを開けると、ペンギンが立っていました。悲しそうな表情を浮かべているので、まいごだと思い、早速ペンギンのおうちを探し始めます。ついに男の子は南極に向かう決心をします……。アイルランド出身のオリヴァー・ジェファーズさんは、イギリスで「最も期待される新人絵本作家」にノミネートされたキャリアの持ち主。子供の頃に迷子になった経験をこの本に描いたとのこと。ペンギンの描写が愛らしい。2005年12月初版。2015/03/28
seacalf
44
先日、ご飯時に何気なくTVをつけたら放送していた英国アニメ『きみのおうちへ(lost and found)』。絵柄が好みで音楽も大森南朋さんのナレーションも心地良かったので晩酌をしながら全部観てしまった。その原作絵本。ある日、突然ドアの前に現れたペンギンと、戸惑いつつも故郷に帰してあげようと奮闘する少年のお話。仕上がりが上質だと思って後で調べたら英国アカデミー賞こども部門を受賞しているとのこと。絵本をパラパラと眺めながらアニメで得た癒しの時間を追体験が出来た。2023/09/03
くぅ
27
結局ペンギンはどこからやってきたんだろう？きっと南極に行くまでで何冊も絵本になりそうなネタが生まれるだろうに、海の旅は惜しげなく全部カットして一瞬にして南極に着いちゃうところもそれがあまり意味をなさなかったことも斬新。でも、誰かと一緒が嬉しいっていうことはちゃんと伝わる。（4歳3ヶ月）2021/08/23
宇宙猫
24
★★★★ 単純な絵なのにすごくかわいい。お話も笑えてほっとできる。2015/12/04
