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内容説明
第二次大戦のさなか、ロンドンに住む弁護士キルマーチンのもとをひとりの男が訪れた。男の名はシュミット。ナチスから逃れて英国に亡命したユダヤ人技師で、殺人の容疑で指名手配されていた。シュミットは自分の無罪を主張した末、謎めいた言葉を残して姿を消す。彼の行方を追いはじめたキルマーチンは、大戦の趨勢を左右するナチスの密謀をやがて察知するが…。巨匠ハモンド・イネスが放つ冒険アクションの真髄。
著者等紹介
イネス,ハモンド[イネス,ハモンド][Innes,Hammond]
1913年、英国のサセックス州に生まれる。『獅子の湖』(ヴィレッジブックス)、『メリー・ディア号の遭難』『海底のUボート基地』『キャンベル渓谷の激闘』『呪われたオアシス』『北海の星』(以上早川書房)など、数多くの傑作を発表し、本格冒険小説の第一人者として確固たる地歩を築いた。1998年6月10日死去
伏見威蕃[フシミイワン]
英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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