内容説明
本書では、前半の食材からのアプローチで、食材の成分・組織・物性からみた調理特性を理解し、実践することを試みた。その食品の基本的な調理操作を用いて調理過程中に生じる種々の現象を科学的視点で、実験的に試行し、おいしい料理を作るポイントを理解することとした。それに続いて、食材の調理特性を生かした料理品目を選んで、応用調理へと展開している。後半の調理法からのアプローチでは、調理手法別に調理の特性を理解し、実践できるようにしている。前半同様に実験を加えて解明する。さらに、その関連調理として、次にその手法をとり入れた応用献立へと展開していく。
目次
1 調理の基礎(非加熱調理操作;調理器具;調味 ほか)
2 食材からのアプローチ(乳・乳製品類の調理;卵類の調理;肉類の調理 ほか)
3 調理法からのアプローチ(汁物;煮物;蒸し物 ほか)
著者等紹介
高橋敦子[タカハシアツコ]
女子栄養大学教授
安原安代[ヤスハラヤスヨ]
女子栄養大学教授
松田康子[マツダヤスコ]
女子栄養大学専任講師
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