内容説明
風土と季節に寄り添って育まれた精進料理は、長くつきあえる飽きのこない味です。毎年、順序を間違えずに旬のものをいただける喜びに、ささやかな幸せを感じます。禅寺ではいかなる人に対しても真心をもって接し、真心のごちそうでもてなします。四季の味わいと、昔ながらの作り方を受け継ぐ精進料理。
目次
第1章 春は花(あえ物;酢の物;とろろ;あんかけ;煮物;焼き物;揚げ物;寄せ物)
第2章 夏ほととぎす
第3章 秋は月
第4章 冬雪さえて
著者等紹介
西川玄房[ニシカワゲンボウ]
1939年岐阜・大通寺の三男として生まれる。1954年高校入学と同時に、京都・龍安寺に弟子入りする。1960年花園大学を中退し、岐阜・瑞龍寺専門道場で修行。この間、老師に仕えて精進料理を覚える。1966年京都・妙心寺の塔頭東林院の副住職となる。1984年同、東林院の住職となる。1999年精進料理体験教室を開講する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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