内容説明
糖尿病から糖尿病腎症に移行してしまったら、進行を遅らせるために、食事の改善が必須となります。一方で、「糖尿病食との違いがわからない」「たんぱく質制限がつらい」との悩みも多く聞かれます。本書では、患者さんに「わかりやすく、無理なく続けられる」食事指導で効果を上げている専門医と管理栄養士に全面協力いただき、そのノウハウとレシピを徹底紹介します。
目次
1 糖尿病腎症の基礎知識(病気について知ろう;食事について知ろう)
2 食事をこう変える!Before→After(低たんぱく食はむずかしくない!;ケース1(ごはんが主食の朝食) ほか)
3 たんぱく質30g・40g・50gの一日献立(たんぱく質30gの一日献立;たんぱく質40gの一日献立 ほか)
4 低たんぱく食品をおいしく食べるレシピ(「ごはん・パン」の低たんぱく食品;「めん類・粉類」の低たんぱく食品)
著者等紹介
長坂昌一郎[ナガサカショウイチロウ]
医学博士。昭和大学藤が丘病院糖尿病・代謝・内分泌内科教授。自治医科大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科博士課程修了。自治医科大学内科学講座内分泌代謝学部門准教授を経て2015年より現職。日本糖尿病学会学術評議員、日本糖尿病学会研修指導医などを務める
菅野丈夫[カンノタケオ]
管理栄養士。腎臓病病態栄養専門管理栄養士。昭和大学病院栄養科科長補佐。東京栄養専門学校卒業後、帝京大学病院、帝京大学市原病院、昭和大学藤が丘病院を経て2012年より現職。日本病態栄養学会理事、日本糖尿病療養指導士認定機構カリキュラム委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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