内容説明
「食」生活をととのえることがうつ病改善の近道です。
目次
第1章 うつ病治療の基礎知識(病気のことを知ろう1 「うつ病」ってなに?;病気のことを知ろう2 食事で「うつ」は治るのか? ほか)
第2章 食べてリズムをととのえる1週間献立(朝ごはん;昼ごはん ほか)
第3章 食欲がない・作るのが面倒なとき…(お手軽ドリンク;缶詰で ほか)
第4章 うつ病の症状を改善するおかず集(魚のおかず;肉のおかず ほか)
著者等紹介
功刀浩[クヌギヒロシ]
精神科学者、医学博士。国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第三部部長。1986年東京大学医学部卒業。ロンドン大学精神医学研究所留学、帝京大学医学部精神神経科学教室講師を経て、2002年より現職。早稲田大学、山梨大学客員教授。東京医科歯科大学連携教授。これまで日本ではあまり注目されてこなかった精神疾患の栄養学的側面・食事療法に注目し、臨床研究に取り組んでいる
今泉博文[イマイズミヒロフミ]
管理栄養士。国立精神・神経医療研究センター病院総合内科部栄養管理室室長。うつ病や統合失調症など精神疾患をはじめとする、種々の疾病の栄養相談・栄養指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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コージー
36
★★★★☆「うつ病予防」に効果的な、毎日ごはんのレシピ本。科学的根拠に基づいた精神科学者と管理栄養士による共著。簡単でバランスよく栄養の摂れる調理は、一人暮らしの患者さんや、ご家族の方にも参考になると思います。【印象的な言葉】朝食をきちんととる習慣のある人は、とらない人に比べて学業成績がよい傾向にありますが、うつ病のリスクが低いことも知られています。2019/01/30
かめぴ
4
ビタミンD、亜鉛・鉄、アミノ酸・葉酸・・とにかく満遍なく好き嫌いなく食べるのが一番ということか。2016/06/19
かんぞ
0
いいかも。2017/01/10
Black Y
0
料理をしない人にも作りやすいレシピが揃っていました。缶詰や焼くだけといった簡単ものが多く載っているので、今度やってみようと思います。鬱に特化しているかはわかりませんが、きっと健康な食事=鬱にも効果があると思います。2022/01/23