出版社内容情報
戦略眼、決断力以外に人望という点でも歴史にそびえ立つ傑物だった西郷。現代にも通じる、その魅力と行動力の秘密を明らかに!
内容説明
最強の行動力は、最強の信念に宿る。何のために生きるのか。どうすれば人は動くのか。義と志と誠に生きた西郷に学ぶ究極の人間学。
目次
第1章 時代を動かす志士の作り方―西郷の基礎をつくった「薩摩流」人間学(「何度もつらい経験をして、初めて志は固くなるものだ」―貧しいながら実直な父母が西郷の気質をつくった;「私が勉強家になれたのは休吾のおかげです」―維新の志士を生んだ薩摩の英才教育と使用人の一言 ほか)
第2章 悲しみと苦しみの乗り越え方―苦難が西郷を大西郷に変えた(「もはや生き甲彼などありはしない。帰国して御墓前にて殉死して後を追い申します」―斉彬公を失い、途方に暮れた西郷の死の決心;「ふたつなき 道にこの身を捨小舟 波たたばとて 風吹かばとて」―信じる道のためなら我が身を捨てても悔いはない ほか)
第3章 天下・国家の論じ方―西郷が築いた近代日本の礎(「戦というものには二度と参加したくない。戦とは実につらいものだ」―禁門の変で目覚ましい戦いを見せた西郷の意外な言葉;「長州が私を殺せば彼らの立場は窮迫し、かえって問題解決が容易くなるではないか」―朝敵となった長州の処分を穏便にすませようと、敵地に乗り込む ほか)
第4章 運命との向き合い方―西郷に学ぶ胆力・行動力の磨き方(「生涯で最も愉快なことです」―武力衝突を防ぐため、全権使節としての朝鮮行きを企てる;「仕方がないから鹿児島に引っ込むほかない」―全権使節の決定が覆り、鹿児島へ戻ることを決断する ほか)
著者等紹介
本郷陽二[ホウゴウヨウジ]
1946年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。光文社カッパブックス編集部で『冠婚葬祭入門』(塩月弥栄子著)のシリーズなどを担当。その後、編集企画プロダクションを設立。話し方や歴史関係の著作やプロデュースで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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