内容説明
岐路に立つ中国の経済発展、アキレス腱は中小企業金融にあり、リレーションシップはカネを産む?中国型リレーションシップ・レンディングを焦点にした本書は現代中国、および中国の中小企業経営を理解するための必読文献である。
目次
序章 本書の課題と構成
第1章 中小企業の概念と中国経済における中小企業の重要性
第2章 中小企業の資金調達難
第3章 中小企業金融と中国のリレーションシップ・バンキング形成の失敗
第4章 中小企業金融における中国の商業銀行の政策対応とその限界
第5章 中国型リレーションシップと中小企業金融―民間金融の展開とその限界
第6章 国有銀行のシャドーバンキング業務の膨張と金融改革
第7章 中国の中小企業金融問題の解決に向けて
著者等紹介
范立君[ハンリツクン]
1974年中国山東省生まれ。山東省平度一中(高校)、青島大学を経て、来日。2003年3月桜美林大学経済学部卒業。2011年4月一橋大学経済学博士。2011年‐2012年一橋大学特任講師。2012年1月‐3月ロンドン大学客員研究員。2012年‐2016年都留文科大学非常勤講師。2015年‐2016年駒澤大学非常勤講師。2016年‐2018年大月市立大月短期大学専任助教。2016年から中央大学兼任講師。2019年から大月市立大月短期大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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