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出版社内容情報
世界のビジネスエリートが、アートの世界に関心を持っていることがしばらく前に話題となりました。先行き不透明な時代において、論理的思考(サイエンス)を乗り越える創造性開発(クリエイティブ)の観点から「対話型アート鑑賞」の可能性に注目が集まったためです。その後、知識としての「アートを学ぶ」「アートを鑑賞する」スタイルから一歩踏み出し、「アートを感じる」ことで、感性、共感力といった非認知能力を高めたり、これまで常識とされてきた「思考の枠組み」を揺らしたりすることで、多角的な視点を得たり、多様性を感じることで、自らを変化させていくきっかけとしての「対話型アート鑑賞」にもさらに関心が集まっています。
本書では、フランス・パリのポンピドゥーセンター(国立近代美術館)にも収録された「障がい者アート」の作品等を真ん中に置いた「対話型アート鑑賞」の実際を紙上体験します。そこでは、私たち自身の「脳が脱皮する」ような感動と、新しい体験を得られることを伝えます。繊細な感性や、超人的な集中力から生まれる作品の圧倒的な迫力を持つ「障がい者アート」は、VUCAと言われる時代に、新しい価値を生み出す原動力があるとして世界の最先端でも、期待が集まっており、企業の人材育成・研修においても、新たな方法として注目を集めています。
内容説明
あなたの知らないアートが最強のチームを作る。ダイバーシティとインクルージョンを実現する対話型アート思考。
目次
第1章 ようこそ『脳が脱皮する美術館』へ
第2章 「対話型アート鑑賞」を紙上体験
第3章 LGBTQダイバーシティー&インクルージョン
第4章 障がいのあるアーティスト訪問
第5章 アートでおしゃべり・サイレント
第6章 「シブヤフォント」革新的なチームビルディング
第7章 人のつながりが生む、最強のチームづくり
著者等紹介
福島治[フクシマオサム]
グラフィックデザイナー、ソーシャルデザイン研究者。1958年広島生まれ、福島デザイン代表。世界ポスタートリエンナーレトヤマ・グランプリ、カンヌ広告フィスティバル金賞、メキシコ国際ポスター展第1位、障害者生涯学習支援で文部科学大臣表賞など国内外の30以上を受賞。東京工芸大学教授、日本デザイナー学院顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みーちん
@yuc