目次
第1章 すべては吉宗から
第2章 意次の重商政策
第3章 定信の登場
第4章 幕府の経済政策
第5章 田沼の共鳴者たち
第6章 打倒、田沼
第7章 定信の野望
第8章 定信の「寛政の改革」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mike
69
米に頼っていた幕府が財政難に陥り、やがて商人が力を持つようになり、立場が逆転するという時代の推移が何となく分かった。意次って先を見通す力があり、国が力をつける事が必要であると大局的な考えをもっていた政治家だと感じる。一方、定信も弛んだ空気を是正し民の事を考え、策を講じた政治家。一番の腹黒はやっぱり治済じゃない?この人嫌いだなあ。2024/12/28
Mumiu
30
よしながふみの「大奥」を読んでいるので、外見は男女逆転ですが松平定信が吉宗の孫だったりはわかっていて読みやすかったです。松平定信は田沼意次の全てを否定していたのかなあくらいに思っていたけど、そ〜んな単純な訳はありませんよね。定信も田沼も政治家です。よりよい未来を願ったと思いたい。よしなが版で、借金に苦しむ若きころの田沼意次を見てるので、いかにして税をかけるかを思索している田沼様が目に浮かぶ。2014/07/13
りんふぁ
2
両極の二人だが、根底は吉宗と同じ政策からだったとは。吉宗がバランス良かったんだなぁ。2015/04/17
印度 洋一郎
1
サクっと読めるが、つっこみが浅くて物足らない2009/12/07
おっぺけ
0
同じエピソードが何度も出てくるのはどうかと。ビジネスマン向けなんだろうけどちょっと2008/07/01
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