叢書セミオトポス<br> 食(メシ)の記号論―食は幻想か?

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食(メシ)の記号論―食は幻想か?

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788516823
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1010

内容説明

食べることはなぜこれほどまでに「めんどう」なのか?食べるとは生きているもの、死んだもの、腐ったものを喰らうこと。このみもふたもない現実(自然)を覆い隠すためにひとはさまざまな工夫(文化)をこらす。レヴィ=ストロース「料理の三角形」から、食べないこと、家庭料理、「目玉焼きの食べ方」、「ヘボ(スズメバチ)追い」などまでを題材に、「食の記号論」を大展開。

目次

第1部 食の現在(食べないことの哲学 ラフスケッチ―『食べることの哲学』の余白に;「手作り」とは何か?―家庭料理のアクターネットワーク論;第1セッション「食の原点と現在」を終えて)
第2部 マンガが描く食(マンガが描く食―『目玉焼きの黄身いつつぶす?』と行為としての“食べること”)
第3部 食の両義性(「ヘボ追い」から全体討論へ;「ヘボ追い」ってなに?;全体討論 食の両義性)
第4部 記号論の諸相(モンスターに触れること―『キング・コング』における特殊効果のリアリティ;批判的常識主義に基づくパースの知覚論―直接知覚と間接知覚をつなぐ二重のアブダクション;“モニュメント”という記述方法―二〇〇〇年代のクシシュトフ・ヴォディチコ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Witch丁稚

0
マンガが描く食 「食べるという行為と読むという行為はそもそも相性がいいんじゃないかということでもあります。「味読」という言い方は、それをそのまま示唆しているのかもしれません。つまり私たちは、食を扱うマンガと向き合う際に、それを読んでいるのか、味わっているのか、あるいは、それを視覚的な象徴として目で解釈・感受しているのか、知覚の部分でそれを感知・消費しているのか、といったことを考えてみるのも面白いかもしれません。」74p2024/11/08

たろーたん

0
食べることの哲学として、最初に食べないことを考える。人間は唯一「意図的に食べない」ことが可能な生物である。もう一つ、漫画を題材にしながら「食事を作ること」「食事を食べること」を語ったのも面白かった。特に食事の受容方法、食べ方の差異やマナー、人間独自の共食の概念、と繋がっていき面白かった。普通の動物は一緒に食べないが、人間は一緒に食事をする。それゆえにマナーが出来る。しかし、このマナーがなかなかの曲者という。あと、人間の特権性、観察者の特権性、言語の特権性を失わせるアクターネットワークの考え方も面白かった。2021/11/04

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