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出版社内容情報
建国五〇周年、中国は今また歴史の転換期にさしかかっています。「改革・開放」の旗印のもと進められた経済の資本主義化は、社会の上層部から底辺の民衆まであらゆる層の欲望の爆発を促し、消費の膨張を招いています。一人っ子政策は家族のあり方を大きく変え、深刻な社会問題を生み出しています。民衆の欲望の果てに何があるのか? 二一世紀中国が直面する問題群とは何か?
現段階の中国においては、「改革・解放」によって、社会が豊かになり、民衆の生活水準も高くなってきた。しかし、他方では、民衆の欲望はかきたてられ、欲望の満足度は、「改革・解放」前より低い。民衆は欲求不満の状態に陥っている。欲望に基く民衆の行動は民衆自身の幸福と社会の協調的な発展にふさわしくない。民衆の膨張した欲望を一定程度に制限するため、法体系の充実以外に道徳倫理が必要である。そのため、社会主義と伝統文化は役立つ。民衆の欲望をいかに充足させ、自制させられるかは、中国政府にとって二十一世紀中国の存亡に関わる至上課題の一つである。(「はしがき」より)
・「出版ニュース」99.8月下
・「中国図書」99.9 特集 鍾家新氏
・「エコノミスト」99.8.10 書評
・「週刊読売」99.10.3
・「アジア文化研究」2000.6月 小野寺照子氏評
・「社会学評論」Vol.52 No.1 2001 若林敬子氏評
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【関連書籍】
『 競争の社会構造 』 ロナルド・S・バート著 (定価4830円 2006)
『 コモンズをささえるしくみ 』 宮内泰介編 (定価2730円 2006)
『 利他性の経済学 』 舘岡康雄著 (定価2940円 2006)
【新 刊】
『 資本主義黒書 市場経済との訣別 』 R・クルツ著 (上巻6930円 下巻7月刊行予定)
内容説明
現段階の中国においては、「改革・開放」によって、社会が豊かになり、民衆の生活水準も高くなってきた。しかし、他方では、民衆の欲望はかきたてられ、欲望の満足度は、「改革・開放」前より低い。民衆は欲求不満の状態に陥っている。急速に膨脹してきた欲望に基づく民衆の行動は民衆自身の幸福と社会の協調的な発展にふさわしくない。民衆の膨脹した欲望を一定程度に制限するため、法体系の充実以外に道徳倫理が必要である。そのため、社会主義と伝統文化は役立つ。民衆の欲望をいかに充足させ、自制させるかは、中国政府にとって二一世紀中国の存亡に関わる至上課題の一つである。
目次
第1部 社会主義の消費社会化(民衆生活の変化;偽物氾濫と信頼問題)
第2部 社会主義の家族変動(一人っ子と親たち;女の子だけを産んだ母たち;宗族の紛争と自衛士としての男児;客家人の「風水」信仰と宗族;二一世紀を左右する問題群)
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