出版社内容情報
日々の仕事と生活に役立つ法律の授業。
「法律を知るとこんなに世界が違って見えるのか!」と目からウロコの法律講義。知的財産権、コンプライアンスなど最新トピック満載。
知っておくべきだとは思っていても、なかなか手を出せないもの。その最たるものといえるのが「法律」。本書は、その法律について極力やさしく、そして網羅的に解説した「紙上講義」である。
▼「法律とはそもそも何か?」「法律の基本的な考え方とはどういうものか?」といったことを、事例を中心に説きおこす。普段の生活・仕事の中での身近な事例ばかりで、実感を持って理解できるような内容になっている。また、「民法」「刑法」「商法」「独占禁止法」といった有名な法律についても、必要最低限の知識をコンパクトに解説する。
▼「時効」「連帯保証」といった、名前くらいは知っているが、詳しいことはわからない法律用語から、「コンプライアンス」「未成年者保護」といった今が旬のテーマまで、幅広く学ぶことができる。ビジネスマンや主婦から、これから法律を学びたい学生まで、すべての人にお勧めの一冊。
[序論]なぜ法律を学ぶのか
[総論]法律の世界をながめる
[各論]法律の中身はどうなっているか
●第1章 憲法―国家権力とあなたの基本的な関係が書いてある
●第2章 民法―誰かとトラブルになったときにどうなるかを定めている
●第3章 刑法―こんなことでも罪に問われる
●第4章 商法と会社法―ビジネスをやる場合のルールが書いてある
●第5章 民事訴訟法―民事トラブルの解決手続が定められている
●第6章 刑事訴訟法―犯罪者を捕まえて、刑罰を科すまでの手続が書いてある
●第7章 労働法―労働者に関する権利が書いてある
●第8章 倒産法―倒産したらどうなるかが決められている
●第9章 行政法―行政はどうあるべきかが定めてある
●第10章 消費者保護法―どのように消費者を保護するかが定められている
●第11章 知的財産権法―知的財産権を保護するためのルールが定められている
●第12章 独占禁止法(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)―健全なマーケットの秩序を守るためのルールが書いてある
●第13章 弁護士法―他人の法律事務を行う弁護士業について定めている
[授業のおわりに]これからの法律の学び方
内容説明
時効?未成年者保護?連帯保証?コンプライアンス?裁判員制度?いつまでも、「知らない」ままで大丈夫?とっつきにくい法律の世界を身近にする紙上講義。
目次
序論 なぜ法律を学ぶのか
総論 法律の世界をながめる
各論 法律の中身はどうなっているか(憲法;民法;刑法;商法と会社法;民事訴訟法 ほか)
授業の終わりに これからの法律の学び方
著者等紹介
浜辺陽一郎[ハマベヨウイチロウ]
早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)教授。弁護士。1984年、司法試験合格。85年、慶応義塾大学法学部卒業。87年、弁護士登録(第二東京弁護士会)。都内の渉外法律事務所に勤務して多数の企業法務に携わったのち、91年、米国へ留学し、インディアナ大学ロースクールを経てシカゴの法律事務所に勤務。95年、米国ニューヨーク州弁護士資格取得後、帰国。現在、森・浜田松本法律事務所パートナー
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