出版社内容情報
アメリカが生んだファジィ理論を,アメリカの学会はなぜ異端視し,日本は世界をリードする技術にまで育てることができたのか? ファジィ・パラダイム誕生から現在にいたる波乱のドラマを比較文化論的な広がりのなかにおいて描き切った大作。
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【関連書籍】
『 ロジカル・ディレンマ 』 ドーソン著 (定価4515円 2006)
『 エモーショナル・デザイン 』 ノーマン著 (定価3045円 2004)
『 人を賢くする道具 』 ノーマン著 (定価3780円 1996)
【新 刊】
『 交通事故はなぜなくならないか 』 ジェラルド・J・S・ワイルド著 (定価3675円 2007.2月)
内容説明
アメリカ生れの技術で日本はなぜ圧勝したか ファジィ理論が歩んだ波乱のドラマを詳細に描き切って、おのずから日米の比較文化論に到達した興味津々のサイエンス・ストーリー。
目次
第1章 ファジィの生みの親、ロトフィ・ザデー
第2章 ファジィは科学のコカインか?
第3章 パラダイム転換にアラゴの果たした役割
第4章 たちあらわれた蜃気楼
第5章 ファジィ・エンジン、ファジィ・インフェルノ
第6章 あいまい列島、日本
第7章 日本のやりかた
第8章 電気街「秋葉原」
第9章 縄張り争い
第10章 アメリカン・サムライ
第11章 ファジィの神託
第12章 認知の網目
第13章 日本の研究所から
第14章 追い上げるアメリカ