小学館文庫<br> 付添い屋・六平太〈鷺の巻〉箱入り娘

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小学館文庫
付添い屋・六平太〈鷺の巻〉箱入り娘

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094061420
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時代劇の伝説的脚本家、小説も大ヒット!

第一話 箱入り娘
六平太は不意の付添いが縁で、播磨石郷藩米倉家のお抱え屋敷に出入りするようになる。屋敷の主・お佐江の方の娘、結衣の輿入れが決まった。西国へ嫁ぐ前に、六平太は結衣を江戸見物に連れ出す。
第二話 島抜け
ひと月前、伊豆大島で三人の島抜けがあり、一人の消息がつかめない。男は兇盗・黒弥陀の一味だったくちなわの惣兵衛。黒弥陀は六年前、内部の裏切りにより全員が捕らえられた。一味を売った丑松は、半次と名を変え、六平太も通う元鳥越の髪結い「きのし床」を営んでいた。
第三話 神隠し
秋月六平太は、困っていた。神田「紙半」の娘・お夏の行き先は、なにがなんでも野巫(町場の陰陽師)の御託宣に従うからだ。大川の川開きの当日、お夏は夕刻から花火見物でごった返す両国に出かけると言い出した。案の定、六平太は大川の橋の袂でお夏を見失う。
第四話 藪入り
夏の藪入りの十六日、六平太は竹木炭薪問屋「田丸屋」の丁稚奉公・幸助と深川にやってきた。幸助は一年前の夏に父を亡くした。その年の藪入りに実家のある下谷の裏店に行くと、母の姿はなく知らない家族が住んでいたという。幸助の母・おれんは、深川で男に売られていた。


【編集担当からのおすすめ情報】
ドラマ時代劇の四英雄
北大路欣也さん、高橋英樹さん、
里見浩太朗さん、松平健さん、
こぞって絶賛!(コメント到着順)
書き下ろし時代小説界最後にして最強の新人!
早くもシリーズ第四弾!

内容説明

江戸時代、主家を追われ浪人となった侍は、無収入からの脱却に悪戦苦闘した。かつて信州十河藩士だった秋月六平太は良家の子女を案内、護衛する付添い稼業によって生計を立てている。播磨石郷藩米倉家藩主の側妾お佐江の方の娘、結衣の輿入れが決まった。お佐江の方は西国へ嫁ぐ結衣に、最初で最後の江戸見物をさせたいのだという。一方、十河藩では十二年前の権力抗争が再燃していた。藩御用達の菓子屋や料理屋に顔を出す六平太の存在が目障りな江戸留守居役小松新左衛門は、ついに刺客を差し向ける。時代劇の伝説的脚本家が贈る、日本一の人情時代劇第四弾!

著者等紹介

金子成人[カネコナリト]
1949年長崎県生まれ。72年『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第一六回向田邦子賞を受賞。『付添い屋・六平太』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やま

101
付添い屋・六平太4作目 2015.03発行。字の大きさは…小。 箱入り娘、島抜け、神隠し、藪入りの短編4話。 立見流兵法の遣いて秋月六平太が、裕福な商家の子女の芝居見物などの付添い屋を生業とする人情物語です。 六平太の此度の付添いは、播磨石郷藩米倉家の妾腹の結衣姫が、遠国に嫁入りするにあたり、江戸の町を目に焼き付けておきたいとの要望で江戸案内をする。結衣姫は、六平太の借家で六平太の義妹・佐和と語り合った一夜を胸に「あの一夜を宝として胸に刻めば、かの地でも生きて行けそうじゃ」と言って旅立って行く…。→2020/09/15

とし

57
付添い屋・六平太 「箱入り娘」鷺の巻 4巻。4話短編ですが少しずつ話が繋がり面白いですね。 2022/09/28

むつこ

28
やっと付添屋らしい(お姫様の用心棒)仕事ぶりをみせてくれたシリーズ4作目。輿入れが決まった娘に江戸市井の生活を体験させる主人公・六平太と佐和、思い出って長い時間を経てよい経験にかわる。和菓子屋が藩と関わるってあり得る話だけどイヤだねぇ。2021/01/03

ごへいもち

18
都合良くサクサク読めるのが良いな。お夏@神隠しがスカッとする。なんて良い子。しかし表紙絵が( *`ω´)何故2024/02/27

はにこ

17
今回は、遠方に嫁入りする武家の娘の江戸案内、島抜けした兄貴分に命を狙われる男の護衛、あちらこちらにしょっちゅう出かける娘のお供、子供の母親探しの話。3話目のお夏がとっても良かった。母親に似ずに愛情深く、皆に優しくて。 佐和は新しい恋が始まりそう。六平太は思いがけず十河藩の勢力争いに巻き込まれて不憫。さて六平太に平和な日々は訪れるのだろうか?2020/08/25

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