人間はどこまでチンパンジーか?―人類進化の栄光と翳り

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人間はどこまでチンパンジーか?―人類進化の栄光と翳り

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  • サイズ B6判/ページ数 541,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788504615
  • NDC分類 469

内容説明

2種のチンパンジー(コモンチンプ、ピグミーチンプ)とたった2%の遺伝子しか異ならないヒトは、いつ、いかにして彼らに別れを告げ、今日の文明へと大躍進を遂げたのか?どこまで動物性を残しているのか?そして、ますます大規模な自然破壊や虐殺をくり返し、核の脅威を終わらせられないのはなぜか?人類の未来に待ち受けるものを、その自然史に探る。

目次

第1部 単なる大型哺乳類の一種
第2部 奇妙なライフサイクルを持った動物
第3部 特別の人間らしさ
第4部 世界の征服者
第5部 一夜にしてふいになる進歩
エピローグ 何も学ばれることなく、すべては忘れられるのか?

出版社内容情報

 チンパンジーと98%の遺伝子を共有する人間。性行動や生活史に動物性を色濃く残しつつ突如として直立歩行を始め,言語を獲得して今日の文明を築き上げた人間。その700万年にわたる栄光と悲惨の歩みを動物進化の視点から興味深く描き出す。

 ホモ・サピエンスの登場は事件などではありませんでした。洞窟壁画、住居、弓矢などはまだまだ数十万年も先の話です。石器はホモ・エレクテュスが100万年近くも作っていた粗雑なもののままでした。これら初期のホモ・サピエンスが余分に持っていた脳は、私たちの生活に対しては、何の劇的影響も与えていませんでした。ホモ・エレクチュスと初期のホモ・サピエンスがアフリカ以外の土地で占めていたながいながい在住期間の全部にわたって、その文化の変化は気の遠くなるほどゆっくりしていたものでした。実のところ、主要な進歩と呼べそうなのは火の使用だけであったのかもしれません。(「単なる大型哺乳類の一部」より)

 ・「経営者」94.5月 村井正守氏評
 ・東京新聞 94.12.25 特集「1994年印象に残った3冊」加藤幸子
 ・「科学」94.5月 片山一道氏評
 ・「東京大学教養学部報」 94.4.6 見田宗介氏評
 ・「エコノミスト」94.1.18  江原昭善氏評
 ・「出版ニュース」93.12下
 ・「科学朝日」94.2月 紹介
 ・「目配りの鋭い第三の人類史」(京都新聞 93.11.22)
 ・「人類史の流れに大胆な解釈」(朝日新聞 93.11.14 武部俊一氏評)
 ・「新鮮な目で動物「人」を観察」(日本経済新聞 93.11.14 日高敏隆氏評)

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 【関連書籍】
 『 文化的営みとしての発達 』 B・ロゴフ著 (定価5985円 2006)
 『 心の発生と進化 』 D・プレマック、A・プレマック著 (定価4415円 2005)
 『 進化心理学入門 』 カートライト著 (定価1890円 2005)

 【新 刊】
 『 二歳半という年齢 』 久保田正人著 (定価2310円 初版1993を復刊)