ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152087614
  • NDC分類 675
  • Cコード C0063

出版社内容情報

多数の非セット商品の管理・宣伝コストがITの進歩で限りなくゼロに近づく時、ヒット作に匹敵する利益がもたらされる。常識を覆す理論の提唱者が類稀な洞察力でビジネスと文化の未来を示す。
現代最重要キーワードの生みの親(ワイアード編集長)が、その真髄を余すところなく語る。

内容説明

人々が真に自分の好みに従って商品を探せるようになったいま、ビジネスと文化は大転換期を迎えている。現代最重要キーワード。

目次

ロングテール―大衆市場から無数のニッチ市場へ
ヒットの興亡―融通がきかない文化に縛られて
ロングテール小史―通販カタログからショッピングカートまで
ロングテールの三つの追い風―つくる。世に送り出す。見つける手助けをする。
新たなる生産者たち―生産手段を手にしたアマチュア・パワーをあなどるな
新しい市場―ヘッドからテールまで呑みこむ集積者
新たな流行発信者―蟻がメガホンを手に入れた
ロングテール経済―不足の経済と八〇対二〇の法則の終焉
短いヘッドの世界―商品スペースですべてが決まる
何でも手に入る時代―選択肢がわんさとあるのはいいことだ
ニッチ文化とは―ロングテールに生きるということ
無数のスクリーン―ポスト・テレビ時代の映像はどうなる
エンタテインメント以外のロングテール市場―ニッチ革命はどこまで広がるのか
ロングテールの法則―消費者天国をつくるには
テールの未来

著者等紹介

アンダーソン,クリス[アンダーソン,クリス][Anderson,Chris]
「ロングテール」という言葉を初めて世に知らしめたワイアード誌の編集長。ジョージ・ワシントン大学で物理学の学位を取得し、量子力学と科学ジャーナリズムをカリフォルニア大学バークレー校で学ぶ。ロス・アラモス研究所の調査員、アメリカ運輸省のチーフ・サイエンティストの調査アシスタントを経て、ネイチャー誌、サイエンス誌に勤務。その後、英エコノミスト誌に移り、ロンドン、香港、ニューヨークと飛び回り、テクノロジーからビジネスまでの幅広い領域を取材する。2001年にワイアード誌編集長に就任すると、以来同誌を五度「全米雑誌賞」のノミネートに導き、2005年度には「最優秀賞(General Excellence)」を獲得。同年には、アドバタイジング・エイジ誌の「エディター・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた。現在はバークレーに妻と四人の子どもとともに住んでいる

篠森ゆりこ[シノモリユリコ]
翻訳家。石川県金沢市生まれ。出版社勤務を経て渡米、ミルズカレッジ英米文学修士課程修了。専門はアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山ちょ13

6
「ロングテール: 「売れない商品」を宝の山に変える新戦略/クリス・アンダーソン」読了。 インターネットの普及によって、ニッチな商品が日の目を見る機会を得られ、無視できない存在になった。消費者からしたら、いつでも、欲しいものが手に入るというのはありがたい。2024/05/12

かも

3
★★★★★全てのページに気付きがあるのでは?というくらいの本。現在はインターネットという無限の棚を手に入れたから、これまでの有限の棚にヒット商品を並べるという考え方そのものを変えないといけない。2018/09/30

nao

3
まさにいまの私にぴったりな本。10年近く前だが、色褪せない内容。ロングテールはいまも続いている。ヒットからニッチへの移行。テールの先へ行くほど高機能のフィルタが求められる。勘違いしやすいが、実は選択肢を増やすことはいいこと。全ての商品の情報を得る。それを仕分ける。それも的確にわかりやすく。提供の方法も、探し方も、日々進歩している。きっと人々が望むほうにもと変わるだろう。最後に少し触れている3Dプリンターはすでに家庭に浸透できる価格だし。2014/09/11

かも

2
★★★★★再読。2006年発行だしIT技術の進化は早いから少し色あせつつあるが、それでも非常に有益な内容。世の中の流れを感覚ではなく体系的に理解するための本(ロングテール市場の定義や要素を言語化できる人は少ないのでは?)。2020/07/22

こひた

2
まとめ:1すべての商品が手に入るようにする。2ほしい商品をみつける手助けをする。法則ーコスト削減:1在庫は外注かデジタルに。2顧客に仕事をしてもらう。ニッチに注目:3流通経路を広げる。4消費形態を増やす。5価格を変動させる。支配を辞める:6情報公開7商品を斬り捨てない8市場を観測9無料提供。クリス・アンダーソンさんの著作は時系列真逆で読んじゃったな・・・。8,2法則市場と98パーセント市場。生産の民主化、流通の民主化、需要と供給の一致(口コミ等)。前置と後置のフィルタ。2015/11/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/421671
  • ご注意事項

最近チェックした商品