出版社内容情報
《内容》 リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、小児の事故、虐待など最新の問題を盛り込んだ学生をおもな対象にわかりやすく解説。
《目次》
母性保健……海野 信也
I 母子保健の意義と母子保健制度の歴史
母子保健
母性とは
わが国の母子保健の現状
母子保健活動の役割の推移
わが国の母子保健制度の歴史
II リプロダクティブ・ヘルス/ライツ―わが国の母子保健上の問題点とその対策―
リプロダクティブ・ヘルス/ライツという新しい考えかた
わが国の母子保健上の問題点
女性の社会進出の現状
新エンゼルプラン
(資料)重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について
III 女性の生理的特徴
女性器の構造と機能
性周期
IV 女性のライフステージに関連して発生する疾患・異常
女性のライフステージ
思春期に関連する疾患・異常
主として性成熟に関連した疾患・異常
更年期に関連する疾患・異常
V 女性のライフステージ関連疾患―内分泌疾患・不妊症―
内分泌疾患
不妊症
VI 人工妊娠中絶・家族計画・受胎調節・避妊法
人工妊娠中絶
避妊
VII 妊産婦の健康上の問題点―妊娠の生理―
妊娠の成立
妊娠反応について
妊娠期間の経過
VIII 妊産婦の健康上の問題点―分娩と産褥の生理―
分娩
産褥
IX 胎児情報を収集する方法
胎児情報の収集方法
出生前診断
超音波検査
胎児心拍モニター
X 妊産婦の健康上の問題点―妊娠の異常―
妊娠初期の異常
妊娠中期・後期の異常
XI 妊産婦の健康上の問題点―分娩と産褥の異常―
胎児仮死
産道の異常
娩出力・陣痛の異常
胎児および胎児付属物の異常
分娩時の母体損傷・異常出血
産科ショック
播種性血管内凝固症候群
胎児・新生児死亡
産褥の異常
XII 妊産婦健康診査と保健指導
妊娠管理
妊娠と栄養
XIII 薬剤・環境因子の胎児への影響
器官形成期・臨界期
放射線の胎児への影響
催奇形性のある薬剤・化学物質
小児保健……渡辺 博
I 新生児
新生児の特徴
新生児の栄養
新生児の排泄
新生児の保温
新生児の睡眠
新生児の動き
新生児の病気
II 遺伝
遺伝子と染色体
遺伝病
遺伝カウンセリング
遺伝子診断
遺伝子治療
III 成長と発達
小児期の区分
成長と発達の違い
成長
発達
IV 栄養
栄養の基本
離乳食
小児の食事
病気のときの食事
食事と感染予防
肥満
V 生活
体温と発熱
消化器
水代謝
睡眠
その他の日常生活
VI 小児の病気
感染症
消化器系の病気
アレルギーが関係する病気
神経系の病気
腎泌尿生殖器系の病気
内分泌系の病気
その他―循環器系や呼吸器系などの病気
薬の話
小児慢性特定疾患
児童福祉施設
VII 予防接種
予防接種の歴史
予防接種はなぜ必要か?
現在行われている予防接種
VIII 小児の事故
小児の事故の特徴
代表的な小児の事故と予防法
事故の対処法
IX 虐待
子どもに対する虐待
虐待の分類
虐待の背景
虐待の発見
虐待への対応
X 乳幼児健診および法律と行政
乳幼児健診
児童憲章・児童福祉法
保健所・児童相談所