システム理論入門―ニクラス・ルーマン講義録〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 427,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787707031
  • NDC分類 361
  • Cコード C1036

内容説明

ルーマン本人による、徹底的解説。ビーレフェルト大学において1991/92年冬学期に開講された「システム理論入門」と題する講義(全14回)の全訳。初学者を対象に入門的性格を重視して解説に徹した講義は、完成された体系として受け取ってきたシステム理論の成り立ちとその意義を明らかにする。

目次

1 社会学とシステム理論
2 一般システム理論
3 時間
4 意味
5 心的システムと社会システム
6 自己観察する作動としてのコミュニケーション
7 二重の偶発性、構造、コンフリクト

著者等紹介

ルーマン,ニクラス[ルーマン,ニクラス][Luhmann,Niklas]
1927‐1998。20世紀を代表する社会学者の一人。もっとも重要な功績は、新たなシステム理論を社会学理論に結びつけ、一つの社会理論を発展させたことにある。フライブルク大学で法律を学んだ後、ニーダーザクセン州の行政官として勤務。タルコット・パーソンズの社会学に徹底的に取り組むためハーバード大学へ留学。その後、ミュンスター大学で博士号、教授資格を1年で取得。1969年、新設されたビーレフェルト大学に教授として就任。1993年に定年退官

ベッカー,ディルク[ベッカー,ディルク][Baecker,Dirk]
ヴィッテン/ヘアデッケ大学社会学講座担当教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

7
1990年代初めの14回の大学講義を書き起こした本書は、初心者を対象にし、口語調の語りも織り交ぜて、社会学とは、システム理論とはという基本レベルから説きおこす。静的差異の構造変換を無文字社会に適応させる人類学に比して、著者は文字で形成された歴史や科学技術による急激な変動に晒される近現代社会を扱う社会学が、生物学由来の動的差異によるシステムを必要とし、各システムの分化に伴う環境の複合性の増大を観察する社会学も変動の中にあると説く。本書は、オートポイエーシスを採用した著者の機能主義的な姿勢を明快に概説する。2024/08/07

 

1
再読。ルーマンの講義録。分かりやすく要点をまとめている。ルーマンの場合は、「差異」の理論の構造主義的で静的なフラクチャーが如何にして動的な複雑性が産出されるのか、或いは如何にその複雑な伝達の回路が、我々がうまくやるように縮減され合意を与えるのか。オートポイエーシスの理論を導入することで見通しを図っている。つまり、本来は操作的に閉じられているシステムが(それ故に?)外に開かれる条件を可能にする。環境=システム、二重カップリング、相互浸透、偶然性の問題など、構造主義的な認識を洗練させている。2023/11/25

MelanchoryRice

1
何度も読み返しながら、やっと理解が追い付く。 前提としている知識がある程度あるので、そこを知らないとわからないことも。 システム理論の体系を理解するより、その背景や思考のプロセスを追いたいときには役に立つ内容。2014/03/10

抹茶ケーキ

0
ルーマンの講義録。中心的な概念を説明してる。一番最後のダブル・コンティンジェンシーの話以外はそれなりに分かったような気がする。これだけ概念を色々と提示していても結局どこに向かってるのか、つまり何を目指して研究しているのかよくわからないところが一番理解しにくいところなんだろうと感じた。訳がよくないと読んだけど、そこまで読みにくいわけではなかった。2016/02/21

グレイシア

0
難しくて理解できなかったしその割には意味や観察とか内容は重箱の隅をつついている感じがした システムについてでフィヒテとかスペンサーブラウンなどを知らないといけないのかも? 2013/11/02

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